たかそらに 神はすなごの 星を吊る 夢詩香
*これは、言葉遊びから作った句です。
俳句は文字数が大事ですからね、時々五文字で言葉をつくる練習みたいのをするんです。
たとえば「二文字の名詞」+「助詞」+「二文字の動詞」という感じで五をつくるという遊びをします。
「鳥が飛ぶ」とか「花が咲く」とかは当たり前。でも組み合わせ次第で、おもしろい言葉が作れるもので。例えば「砂を煮る」とか「豆が飛ぶ」とか「玉が散る」とか。
意味は深く考えなくていいです。言葉をつくれば、使い方次第で面白い意味ができてくる。で、そんな遊びをしているうちに、「星を吊る」なんてのができて、そこから作ってみたのが今日の句です。
高い空に、神さまがたくさんの星を吊っている、なんてけっこうおもしろい。
こんな練習をしていると、かなりするする面白い句が詠めたりするようになるんです。こういうのも、子供の頃、漢字練習や単語の書き取りが好きだったことの名残かな。
なんでも、まめにやってると、いいことになりますよ。身についてくる。
基礎練習って大事です。