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こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

ベルギーと言えばチョコレート

2005-07-03 16:55:15 | 文化
ルーヴァンのdemeestereのチョコレート。WinとNancyの若い二人が切り盛りしているHeverleeの小さな店。これで9.50ユーロ。Winはハンサムだし、Nancyはとてもキュート。地元の人にもよく知られた名店である。




■この店の情報はRooさんから教えてもらったものです。

オランダ語を縦に書く人

2005-06-28 04:36:00 | 文化
月曜日の午後、ロチェスター大学のライアン教授のセミナーに出席した。隣りの女性は左利き。こちらでは、それほど珍しくない。彼女のノートを見ると、何か妙な感じ。そう、彼女は、オランダ語のメモを完璧に縦書きしているのだ。正確に言うと、上から下に向かって、横書きしている。だが、遠目に見ると、まさしく縦書きしているように見える。それもかなり早い。彼女は、セミナーの間、ずっとノートを動かさなかった。もちろん、家に帰って読むときには、90度回転させて、横書きのメモを見るのだろうが…。

文化 ブンカ bunker

2005-06-27 04:55:52 | 文化
先日、日本人4人とベルギー人2人で食事をしていたときの話。オランダ語、英語、日本語が飛び交うなかでの一幕。

ベルギーと日本の文化的な差異が話題になった。「文化」という日本語が、日本人同士の会話で飛び交う。すると、ベルギー人の一人が、怪訝そうな顔をする。なぜ?オランダ語でブンカ(bunker)とは、防空壕のこと。cultureの話をしていたはずなのに、防空壕が出てくれば、変だと思うのも当然。日本語の全くわからない彼女が、「防空壕」という言葉だけは耳に入ったというわけだ(辞書で調べると、bunkerはブンカァと発音し、ゴルフのバンカーの意味でもある)。

水道の蛇口をカランと言う。これはもともとの日本語ではなく、オランダ語のKraanが原語。博多どんたくも、Donderdag(木曜日)から来ている。

日本語で、「ある程度」という。オランダ語で、よく似た発音の言葉がある。altijd(アルテイト)。日本語だと、「ある程度」なのに、オランダ語だと「いつも」になる。言葉というのは面白いなと思う。

■tijdは時間の意味。英語で潮を表すtideと語源が同じなのだと思う。古英語のtid(時)はtime(潮時)である。潮の満ち引きで、人は時間を感じていたのだろう。

Shall we dance?

2005-06-06 00:39:08 | 文化
ダンスの話である。私が踊るわけではない。高校の文化祭の時、隣りの女子校までフォークダンスの講習を受けに代表が出かけて行ったような男子校の出身である。だから、オクラホマ・ミキーサーぐらいしか踊れない。あとは盆踊り。

役所広司のShall we dance?は観たことがある。あの映画はなかなか面白かった。リチャード・ギアのリメイク版もあるが、それはあまり観たいとは思わない。

BBCのStrictly Dance Feverという番組をときどき見ていた。昨日終わってしまったのが残念だ。10人の参加者が毎週土曜日にダンスを踊り、一組ずつ落選していく。大きなお屋敷みたいなところで、合宿でもしているのだろうか。一週間の間の練習の様子や、その合間のインタビューも映像で流されていた。

見ていて興味深い点がいくつかある。審査員4人が結構辛口の批評を言っているらしいこと。それに対して選手が反論らしきことを言うシーンなどもあったりした。審査員の点数が低いと、会場からブーイングが出るのも面白かった。
男女の組み合わせも、さまざまだった。二人ともスラッと背か高くて格好いいペアもあれば、女性が結構太っているペアもあった。リフトするのも大変そうに見える。まあそれぞれ踊り相手との相性というのがあるのだろう。「蓼食う虫も好き好き」とは、まさにこのことかと思いながら見ていた。

見終わってからHPがあることに気づいた。2年間にシェフィールドに滞在したとき、レッド・ノーズ・デーのチャリティ特別番組があった。そのときは、芸能人がやはり合宿して歌を習い、それを披露していく番組だった。負けると去っていく。日本の勝ち抜き番組とちょっと違ったシステムは、それはそれで面白いと思う。文化の差なのか。そういえばThe Weakest Linkも負け抜けだなあ。あれは指名されて落ちていくのだけれど。


Strictly Dance Fever
The Weakest Link