5月31日(火)は、4回目となる富山県の郵便局訪問でした。今回は高岡市から射水市へと歩いて、18局を訪問しました。訪問したのは、次の18局です。
伏木矢田簡易、伏木古府、伏木、高岡吉久簡易(以上、高岡市)、新湊庄西町、新湊古新町、射水新湊、新湊立町、中曽根簡易、塚原、手塚原簡易、作道、大島、大門、二口、新開発簡易、小杉三ヶ、太閤山
万葉線の路面電車を高岡駅から米島口まで乗りました。米島ということから、元は島だったのでしょう。
信越パルプさんの工場を過ぎ、伏木に向かいます。
最初の訪問局である、伏木矢田簡易郵便局の所で驚きました。「イノシシ、クマ出没注意」の看板が郵便局前に建てられています。
後ろが山であり、そこから出没するのでしょう。トップの写真は、9724局目となった、その伏木矢田簡易郵便局です。
昨日見た、石川県小松市の「こまつ町屋」と民家の作りが似ています。袖壁、虫籠、真壁作り等です。
万葉線の路面電車には電停が無い所も有ります。
単線ですので、電車が来たら歩道から安全地帯に行くようです。広島電鉄にもこういう電停が有りました。
登録有形文化財の建物が有りました。牧田組本社です。
1915年(大正4年)に建築された、オフィスビルだそうです。廻船業の南島商行本店として建築されました。今は土木、建築業中心の牧田組本店として使用されています。牧田組も1915年(大正4年)の創立だそうです。
その牧田組がネーミングライツを持っているのが、下の写真の六渡寺駅です。「ろくどうじ」と読むのが正しいそうです。
1939年(昭和14年)から新湊駅でした。JR新湊線に乗り入れていたようです。しかし、新湊市の西のはずれにあり、相応しい駅名では無いことから、1985年(昭和60年)に六渡寺駅に改名されたそうです。
新湊は、帆船海王丸が係留されています。「街はコンパクトに出来上がっているな。歩いたら、楽しそう。」と思いました。
六渡寺駅から東は、かつては鉄道だったので、踏切が有りました。
「バラが綺麗だ。」と思いました。「いみずバラ祭り」の会場でした。
マンホールの蓋が大島町になっています。
射水市は新湊市、小杉町、大島町、大門町、下村の5市町村が、2005年(平成17年)に合併してできた市です。
日宮城跡の表示が有りました。
日宮城は、富山城に本拠を置く神保氏の城でした。北陸街道の要衝に置かれていました。しかし、1572年(元亀3年)加賀の一向一揆の攻撃で和議を結び、撤退したそうです。
「これは読めない。」と思ったのが、下の写真の「戸破(ひばり)」です。
この付近は難しい読みの地名や苗字が多いそうです。北海道にも釧路町には、読めない漢字の地名が多くあります。アイヌ語に漢字をあてているのですが、「それは普通、読めないだろう。」という地名ばかりです。
工場、古くからの街、伏木港(これは別途報告いたします)、新しい街並み、水田、開発された宅地と変化に富んだ中を歩いた郵便局訪問でした。