6月30日(日)、午後3時前に高岡市に入りました。時間があるので、早速、400年の歴史がある高岡市の有名な街並を見学に行きました。
最初は、山町筋にある土蔵造りの街並です。駅から歩いて15分くらいでしょうか。
土蔵特融の窓が有ります。下の写真の土蔵造りのまち資料館は、閉館していました。
真っ黒く、迫力があったのは、トップの写真の菅野家住宅です。重要文化財になっています。明治33年に大火があり、その直後に建築されたものだそうです。主屋は土蔵造りですが、トラス構造等の西洋的なものも、随所に取り入れられているそうです。黒漆喰の仕上げが黒い原因です。
山町筋、土蔵造りの街並のはずれに富山銀行本店があります。
1914年(大正4年)に建築された赤レンガの西洋建築です。屋根は銅板葺きです。緑青で緑色になっています。元は、高岡共立銀行本店だったそうです。
さらに15分くらいかけ、千保川を渡ると、もうひとつの素敵な街並に出会えます。金屋町の縦格子の街並です。
金屋町は、町名のとおり、鋳物師が住み、鉄鋳物や銅鋳物が生産された街です。上の写真一番手前の釜師のお宅を覗いて見ました。
家の中にも縦格子がありました。お茶道具として釜はかかせません。
富山銀行の屋根のように、銅板を貼った家がありました。
こうした街並は歩いていて、本当に楽しいです。もう少し、時間があれば、ゆっくりと甘味処で休む楽しみも味わえました。残念です。