5月になると帰りたくなる。もちろんスペインに。思い出すのは、アルハンブラ宮殿やアルカサルの庭園。バラの香りがたちこめ、柔らかい花びらがあふれ、水音が気持ちよく響く。
この時期スペインに行くことが出来れば、私は先ず行くところがある。日本からスペインへの玄関口といえばマドリード。アンダルシアまではもう少し道のりがある。バハラスからそのままアンダルシアに飛行機で抜けてしまうのは味気ない。私の中のスペインな魂を呼び覚ますために、私は何日かマドリードに滞在する。
メトロでプリンシペ・ピオ駅まで行き、まっすぐの広い通りを歩いていくと、ゴヤのパンテオンにぶつかる。正式名称はサン・アントニオ・デ・ラ・フロリダ聖堂。1798年にゴヤによって描かれた『サン・アントニオの奇跡』のフレスコ画が名前の由来となっている。ドーム型天井に描かれた青い空に吸い込まれそうになる。神聖な気持ちになり、ゴヤの墓を詣でる。祭壇下のゴヤの墓は、骨相学のためにゴヤの首を盗まれたままになっているという。サン・アントニオは、お針子と未婚女性の守護聖人。6月13日の祭りの日には、恋人を求める若い女性が待ち針を持ってお参りに来るという。
聖堂の裏手は、広大な敷地のカサ・デ・カンポが広がっている。王家の領地であった、この出口の無いような公園に入っていくと、マドリードの喧騒が嘘のようだ。陶芸学校などをわき見しながら、そぞろ歩く。私が目指すのは花園。
ここの薔薇園はすばらしい。何処までも続く薔薇・ばら・バラ…。たくさんの人がいても静かな空間。バラの花に酔いしれ、笑みがこぼれる。どんな人も穏やかになれるところ。バラの種類は豊富にあり、大輪の花をじっくりと見たり、つるバラのアーチを駆け抜けたり、誰もが心豊かになれる。
「私を殺すならここに埋めて」と、つぶやいて…
さて、私の殺し屋は、どの空の下?
庭のバラを手折り、花びらの奥に答えを探す。
この時期スペインに行くことが出来れば、私は先ず行くところがある。日本からスペインへの玄関口といえばマドリード。アンダルシアまではもう少し道のりがある。バハラスからそのままアンダルシアに飛行機で抜けてしまうのは味気ない。私の中のスペインな魂を呼び覚ますために、私は何日かマドリードに滞在する。
メトロでプリンシペ・ピオ駅まで行き、まっすぐの広い通りを歩いていくと、ゴヤのパンテオンにぶつかる。正式名称はサン・アントニオ・デ・ラ・フロリダ聖堂。1798年にゴヤによって描かれた『サン・アントニオの奇跡』のフレスコ画が名前の由来となっている。ドーム型天井に描かれた青い空に吸い込まれそうになる。神聖な気持ちになり、ゴヤの墓を詣でる。祭壇下のゴヤの墓は、骨相学のためにゴヤの首を盗まれたままになっているという。サン・アントニオは、お針子と未婚女性の守護聖人。6月13日の祭りの日には、恋人を求める若い女性が待ち針を持ってお参りに来るという。
聖堂の裏手は、広大な敷地のカサ・デ・カンポが広がっている。王家の領地であった、この出口の無いような公園に入っていくと、マドリードの喧騒が嘘のようだ。陶芸学校などをわき見しながら、そぞろ歩く。私が目指すのは花園。
ここの薔薇園はすばらしい。何処までも続く薔薇・ばら・バラ…。たくさんの人がいても静かな空間。バラの花に酔いしれ、笑みがこぼれる。どんな人も穏やかになれるところ。バラの種類は豊富にあり、大輪の花をじっくりと見たり、つるバラのアーチを駆け抜けたり、誰もが心豊かになれる。
「私を殺すならここに埋めて」と、つぶやいて…
さて、私の殺し屋は、どの空の下?
庭のバラを手折り、花びらの奥に答えを探す。
会員にならなくてもとりあえず中をのぞくことはできるので、必要な時はお申し付けください。
ところで、もし興味がおありでしたら、aoiさんも「イズマガバトン」チャレンジしませんか?今まで知らなかったaoiさんの一面がわかるかも、なんて期待したりして。
こちらのブログのコンセプトに合わないので、なんでしたら私のブログの、管理人のみ閲覧のコメントに入れてくださってもいいですし、パスされても大丈夫ですよ。
私の心の奥底の扉の鍵。
東京での日常を直ぐにでも放り出してしまいたくなる、そんな言葉がたくさん詰まっています。
うっかりまた、マドリードの喧騒が嘘のような、あのバラ園にトリップしてしまった私です。
まるで時間が静止したような、自分だけの時間。至福の時。
いいですねぇ。スペイン放浪の旅!私もいつか行ったっきり帰らない!を夢見ています。
「!ミャルダー!」カステリャーノはほとんどわかりませんが、いいのを教えてもらいました。連発しないように気をつけなくちゃ^^;/
さて、saraが「まだきゅうりよ!」と毎日悲鳴をあげています。そちらの春を送ってね。