いまいんのクロカン日記

MTBでトレイルを走ったりイベントに参加してます。ロードは通勤とサイクリングに活躍中。

ホイールインプレッション

2014-05-07 | Weblog
いつもの如く、個人的かつ素人目線のインプレなのでそれなりに。。。。
なんと言ってもSDはホビーサイクリストだから

近藤機械製作所さんより試乗用ホイールを借りることが出来た。
「試乗ホイールあるけどどう?」「あ、乗ってみたい」なんて会話から
軽い気持ちで借りてみたけどまさに目からうろこの状態。

持って重いけど回すと軽いと言う優れもの
滑らかな回転は本当に回っていることを忘れてしまうほどなので
ばね下重量なんて言葉がどうでも良いとまで思えるほど
回転の軽さを実感する。
A尾コーチが「本当に丸いものに乗っている感じがする」って言ってたように
良いのは回転だけでなく、そのリムの精度の高さの効果で
タイヤの回転をクランク軸に感じることができる。
例えていうと、ピストに乗っているようなダイレクト感。
38mmのリムハイトも慣性に寄与しているようで、巡航速度では
脚を止めても加速していくように回転を維持しようとする。
またこのリムが作る見た目も十分に美しい。

まず発進加速
これが一番苦手っぽいのだが意外とスムーズ
ペダルの回転にホイールがきれいに付いて来るというのか
すすすっと走り出すことが出来る。
この手のホイールは踏んでしまいがちだけど、回してなんぼってのが
良く分かる。
巡航
これは言うまでも無く、前出のようにいつまでも回り続けるのでは
ないかってくらい快適に走れる。
剛性の高いホイールってのはダイレクトさのために快適性を犠牲に
するので身体へのダメージも心配したが200km、3,000mの走行でも
特に残るようなダメージを感じず、次の日に普通にツーキン出来た。
これがフローティング構造の効果なのだろうか?まさに剛性と弾性の
両立している形そのもの。
ではスプリントはどうだろうかと思い、短い急坂でちょっと踏んでみた。
踏んでいるのに回す感覚が脚に伝わり、ぐいっぐいと小気味良く
登っていける。
もう少しパワーと体重があっても気持ち良く走れるような気がする。
コーナーリング
接地面を減らして転がり抵抗を減らしている設計から、下りの
コーナーなどが苦手かなと思ったが意外と言っては失礼かも知れないが
しっかりと粘る。
タイヤのグリップ限界までちゃんと使えるのでは無いかと思う。

ここまで良いこと尽くしだけど、本当に単重が重いこと以外に欠点が
見つからない。
後は値段が高いことくらいだが、この性能であれば高くは無いと思う。
アルミでこのレベルってことはチタンだとどうなっちゃうんだろうかって
思うが、さすがに値段を考えると欲しくなったら困るので試せない。。。。


御器所生まれの自分としてはこのホイール、「買い」だな。