ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

那須・三本槍岳(1917m)~朝日岳(1896m) 那須ツアー3日目

2014年07月22日 | 山歩き
2014年7月21日(月)海の日

天候:晴れ時々ガス

この日の朝は、綺麗に晴れ上がった。



谷には雲海が出来ていた。これがそのうち上がって来るであろう。
朝食をいただき、続々と皆さん出発していく。
今日は、何回かこの山域来ているが、未だ行っていない那須連山の最高峰、三本槍岳へ行ってみることにする。
三斗小屋から最短で稜線へ行ける、隠居倉を目指す。
温泉神社でお参りしてすぐに三斗小屋温泉の源泉地。


源泉地

もくもくと煙が上がっている。
この道、お花も綺麗である。


ヒメシャジン

少し急登を行くと1Pで隠居倉へ。ここは展望がいい。


隠居倉

この先に、テガタチドリ(チドリソウ)が多く咲いている。





景色もいい。


茶臼岳方面

隠居倉から20分くらいで熊見曽根という場所に出る。ここが那須連山の縦走路だ。
沢道具など詰まった荷物は重いので、ここにデポって三本槍を目指す。


1900m高点

1900m高点を過ぎると、清水平が見えてくる。


清水平と三本槍方面


清水平

清水平から溝状の道を行くと三本槍岳に到着する。
今日は晴れていたので、多くの登山者で賑わっていた。


三本槍岳山頂

ガスが上がってきており、展望はイマイチであった。


北側稜線方面

この辺もシャクナゲが綺麗に咲いていた。



少し休んで、すぐに戻ることにする。
荷物を持って、次のピーク朝日岳へ。


朝日岳ピーク

多くの登山者がいる。肩に荷物おいて山頂ピストン。


朝日岳山頂

この頃少しガスもとれた。
この辺来ると、少しアルパインチックとなる。


鎖の付いた登山道

朝日岳から程なく、峠の茶屋避難小屋へ。
今日は多くの人が来ている。


峠の茶屋

そして、一昨日来た道を戻る。


駐車場

駐車場もほぼいっぱいであった。

そして、いつもの那須温泉湯元鹿の湯で一汗流し、アジアンオールドバザールで飯&買い物して帰路につく。
途中、2カ所も事故渋滞に捕まり、いつもより時間かかっての帰宅となった。

2年ぶりの那須であったが、やはり山のいで湯が素敵である。
というか、好きなんだな~

那須・苦土川井戸沢~流石山(1822m) 那須ツアー2日目

2014年07月22日 | 沢登り
2014年7月20日(日)

天候:曇り時々晴れ一時雨

天候の不安定は継続しているものの、朝は雲が多いものの晴れている。
予定通り、沢登り決行。
この沢、もう3度目くらいだが、登れる滝多く楽しい。

朝食いただいてから7時発。
三斗小屋温泉から下って、苦土川へ出る。


苦土川本流

橋を渡るところに大型テントがあった。
人はいない様であった。
林道を少し行くと井戸沢出合。木製堰堤を左から越し、沢装備へ。


堰堤

平凡な河原を行くとF1登場


F1

右から登る。その先に核心のF2(15m)がある。


F2

右のカンテを行くと少しハングしたところに古いハーケンとしょっぱい残置スリング。
ここを越せば、あとはあっさり巻ける。
その後もそこそこの高さの滝が次々と登場し、飽きることはない。
水量もそこそこあり滝も迫力がある。







いずれも登れる。


タニウツギ

花もボチボチあり、目も楽しませてくれる。



この滝は左行けるが、初心者いればロープを出した方がいいかもしれない。
途中、しょっぱいハーケンもある。





この滝、左から斜めに上がる感じの滝を上がると二俣も近い。


ウサギギク


二俣

二俣は右を行く。その後もいくつか二俣現れるが、水量多い方へ行けば間違いない。



水量減っても、滝は次々登場。


ニッコウキスゲ

この頃ニッコウキスゲも現れる。大峠のニッコウキスゲも楽しみだ。


シナノキンバイ

シナノキンバイも多く、たまに群落をなしている。


トイ状滝

このトイ状が出てくると、源頭部も近い。


?の1

これなんでしょうか?
晴れ間も見えてまずまず。





もう源頭も近い。


最初の一滴

これ過ぎると、ガレになってくる。


源頭部

ガレを行くと笹藪の中に踏み跡がある。
ほとんどヤブコギなしで登山道に出る。


ハクサンフウロ


シャクナゲ

この稜線には、ハクサンフウロとシャクナゲが多い。そして、ニッコウキスゲである。


流石山山頂

登山道に出ると多くの登山者の方がいた。
この辺では珍しいと思っていると、どうも三倉山の開山祭があったようだ。
この頃からガスが巻き始める。
大峠山から滑りやすい道を行くと、峠手前でニッコウキスゲの群落である。







ちょっとお天気悪いのは残念であるが、花は綺麗に咲いていた。


シモツケソウ


大峠

会津中街道の要衝である。
この辺でだいぶ降ってきたが、沢で濡れているので大したことはない。
ここから、2時間弱で三斗小屋温泉へ戻る。
露天は、女子タイムであったので内湯で温まって、マッタリである。
すぐに温泉あるのはいいですね~

昨日16名くらいであったが、今日は3倍のお客さんがいるだろうか。けっこう混雑。
まあそれでもまだまだキャパあるので、温泉もそんなに混むこともなかった。
夜露天に行くと、星もでて貸し切り状態でのんびりであった。



那須・茶臼岳(1915m) 那須ツアー1日目

2014年07月22日 | 山歩き
2014年7月19日(土)~21日(月)

この三連休は、天気予報で言うほど悪くないんじゃないと言うことで、
昨年行けなかった三斗小屋温泉へ。

花でわからないもの、間違っているものはコメントなどでご教示ください。

第1日目

天候:曇り一時雨

金曜の晩出て、道の駅で車泊。
曇り空の中、峰の茶屋駐車場へ行った。
さすがに駐車場には、ほとんど車停まっておらず。空いていて良さそうだ。


ガスガスの峰の茶屋駐車場

ここはロープウェイでも行けるし、歩いてもたいしたことないので、晴れたらゲロ混みである。
しかしご覧の天気で空いていていい。


登山口

鳥居をくぐって、スタート。最初は樹林帯を少し。


シナノオトギリ


コメツツジ


クロマメノキ?

お花もそこそこ咲いている所を行くと火山の山らしい岩々の道を行く。
ガスはかかるが、雨はまだの様だ。


峠の茶屋避難小屋方面

たまにすれ違う人もいるが、ここにしては少ない。


茶臼岳

茶臼岳の北側を巻く様に行く。


峠の茶屋避難小屋

とりあえず、荷物デポって茶臼の山頂へ。
それでもボチボチ人は来ている。


茶臼岳三角点

三角点からすぐに山頂である。


山頂祠

いつもなら大勢の人を迎える山頂もひっそりと静まりかえっている。
この頃、ゴロゴロ君の音が聞こえてくる。


山頂標識

速攻下山!
途中で土砂降りきた~(笑)
ゴロゴロ君は音だけであるが、岩稜帯では恐ろしい。
荷物拾って、峠の茶屋から三斗小屋温泉方面へ逃げる。
樹林帯へ入って一安心。あとはのんびり三斗小屋温泉を目指す。


三斗小屋温泉煙草屋

いつもの煙草屋さんへチェックイン。
この頃には雨も止んでいた。
早速、露天風呂へ。煙草屋さんには露天風呂があるのが特徴である。






セルフ

いつものセルフですみません。
本当なら流石山から大倉山などの会津との国境稜線の山が見えるがガスの中。
この頃から青空も見え始めてきた。
夕食後には、先の稜線に夕焼けが。



内湯入ったりして、マッタリして爆睡。

妙高・燕温泉周辺

2014年07月22日 | 山温泉
2014年7月17日(木)

天候:曇りのち雨

~野湯2014 その2~

この日は、当直明けで山行くには時間ないしという状況である。
こんな時は、野湯探しの旅へ。
先日行ったばかりの妙高へ行ったが、ここも比較的至近で野湯があるとの情報。
早速、カシミールで1万地形図見ると温泉マークがある。
久々の燕温泉と北地獄谷へ。
前回の湯俣以来2回目の一湯入魂で。


燕温泉街

人もまばらな温泉街の奥に2つ、管理された野湯がある。
まずは、河原の湯へ。


エゾアジサイ

道標に従っていくと橋があるが、それは渡れず下の道を行き左折。
その先に河原の湯がある。



男女別更衣室もあるが、お風呂は一つのみの混浴である。



白濁したいいお湯である。


セルフ


温泉分析表

カルシウム・マグネシウム・炭酸水素・硫酸塩泉
飲んでみたが、硫黄分は色ほど強くなく、比較的マイルド。
その後、天然野湯へ。


大倉沢の滝


オオバギボウシとシモツケソウ

途中、岩の間から温泉が。これは期待できる。
道からは見えなかったが、ここではと思う所から覗いてみると立派な湯船が。


滝下の湯


上部湯船

ここもどうも有志?の方がうまいこと湯船を作っている様だ。
岩の間からは、ドボドボ温泉湧出。
ここの湯も河原の湯と成分は変わらないか。味も同じ感じである。





2枚目の湯は途中から下の湯船に引っ張っている。
上の湯船の下も、湯船から流れ出た湯が溜まっている。よって少しぬるめ。


上の湯船から下を見る

その先にこれまた立派な湯船があった。


ハング下の湯

ここは上からの湯と岩の間からの湯が溜まっている。


湯船


地球から出てくるところ

ここも地球から出たての湯が楽しめる。
少しふやけてきたので、近くの大岩で寛いでいると、上の道からおじさんに声かけられる。
やはり上からは温泉があるのがわからない様だ。


大岩の上で

そしてまた温まって次へ行くことにする。
北地獄谷の本流筋を行ってみる。
沢の色見ると期待できるが、果たしていい湯があるだろうか?



このような小滝が多くある。
ある程度まで行ったが、少し出ているところはあるもののこれといったものはなかった。
もう少し上に行けば期待できそうであるが、今回はここまで。
上流部は次回のお楽しみにしておこう。


ルリシジミ


ヒョウモンチョウ

綺麗な蝶も飛び交っていた。

そして、もう一つの管理された野湯、黄金の湯。
ここは男女別である。





すでにお一人入っていた。ここは熱めであった。
そして、駐車場へ戻る頃、雨が降り出した。
最後は、燕の一つ下の関温泉へ。



ここは赤倉などと同じような湯の成分である。
ここで入ったあとも、天然野湯パワーで硫黄の臭いは消えなかった。
山の温泉は、いつ行ってもいいですな。