ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

奥秩父・笛吹川ヌク沢左俣

2010年07月20日 | 沢登り
2010年7月19日(月)

天候:晴れ
メンバー:F師匠、中隆さん、Yさん

18日に引き続き初沢のYさん連チャン参加。
ここヌク沢は何と行っても、大滝の登はんにあるがその下のナメ滝なども美しいが。。。

連休最終日で混んでいるかなと思ったが、意外と空いていた。
準備してボチボチと行く。アプローチはすぐなので沢靴履いていく。


入渓点

ハイキングコースを行けばこの看板が現れる。
樹林が濃いので当初は、陰鬱な雰囲気だ。そんな中にナメ滝が登場してくる。



水量は多い感じである。簡単に登っていけるが、滑っていて注意が必要。
F3だったか、左の壁登れそうだが時間かかりそうであったので、右から巻く。
結果、この方が良かったかな。
しばしで、登山道&興ざめ堰堤である。ここで一本。
堰堤上が崩れやすくなっており注意。だいぶ上まで押し上げられる。
そして、奥の二俣手前より堰堤が連チャンで現れる。
右や左巻いていく。全くここは興ざめのところ。
その後、ナメとナメ滝が続いてきれいなところだったが、台風かの影響で倒木多く残念。
以前来た時はきれいだったんだけどなー


左沢との分岐

左沢からすぐでいよいよ大滝の登場である。


最初の100m

傾斜はないので、右を簡単に登っていける。落ち口の前で左へ。
そして、80m滝の登場である。


80m滝

ここが一番面白い。しかし前来た時は水量少なく、快適に登って行けたが、
今回は水量多く、前登った左ストレートラインはちょっと厳しそうであった。
右から登りバンドを左上。左の水量一番多いところの水際を登る。
少し右へ行くとハーケンとボルトがある。私達はそこでピッチを切ったが、
師匠達は50mいっぱい伸ばして右の灌木まで行っていた。


左上の水際を上がる

ピッチを切ったところから草付きカンテ上を行き、右の灌木へ行く。
この後は、ルンゼ状を登って落ち口に出る。
落ち口すぐで出ると手詰まりするので、少し樹林を行きトラバースするとよい。


富士山方面

ここまで来ると富士山がきれいだが、手前に雲多く頭しか見られなかった。
この上の50mは、左の壁を行ける。


50m滝

その上のナメ滝を越えたあたりで遡行終了。
以前は、そのままツメたが、結構遠回りになる上、ただのガレなので
左の尾根に上がった方が早い。倒木は所々あるもののヤブはうるさくなくよい。
40分くらいで登山道に出る。ちょうど三角点があるところだ。
あとは、徳ちゃん新道を下る。初めてのYさんにはちょっときつかったか。。。

駐車場で地元の中隆さんと別れいつもの温泉へ。
甲府で食事して、帰路につく。

下界は暑い!