ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア南部・猫岳(2581m)

2009年12月28日 | BCスキー
2009年12月27日(日)

天候:ピーカン
メンバー:F師匠、ナベさん、Ko-chan&me

26日は天気図からいったら随分崩れるかなと思ったが、そうでもなかったようだ。
新雪もうっすら積もっている感じであった。
この日は、弱い西高東低。我が家周辺は大丈夫でしょうと、6時集合で平湯へ。
以前、この時期にスカイライン経由で行ったが、この日は第三尾根を行ってみた。
久手牧場入り口付近のチェーン脱着所に車を止めた。
この辺りの積雪はこの時期にしてはまずまず。
牧場入口からスキーを着ける。


牧場内

積雪は、牧柵が半分見える程度。滑るのには支障なし。
昨日か23日辺りの古いトレースがついていた。
後ろを振り返ると、白山が雲海から顔を出していた。
樹林帯に入ってもヤブは出ているが、支障はない。
程なく、夫婦松着。


夫婦松

今日は大展望である。笠ヶ岳や槍穂もきれいに見える。
風もなくすばらしい天気である。
ここから、スカイラインをショートカットして樹林帯を行く。


第一尾根への入口 樹氷きれい

以前敗退した猫小屋上からスカイラインを少し行き、第一尾根を大崩山へ。
ここの樹林ヤブも少なくいい斜面。天気悪い時はいいかも。


大崩尾根上部

大崩尾根と合流して少しで、大崩山山頂。


大崩山頂着の私

大崩山山頂(2523m)

風もほとんどなく快適である。槍の穂先はまだ黒かった。十石の小屋も屋根が見えていた。
ここで一本入れて、すぐそこに見える猫岳へ。隣の四ッ岳もいい感じである。
山頂へは条件がよくないと行けないが、この日は是非行って下さいという条件であった。
体調あまりよくなくこの辺でいいかなどとヒヨりそうであったが、もう一踏ん張り!


猫岳

クラストして若干硬いが、滑るには支障なし。風も若干出てきた。
山頂は、だいぶ風あり少し下の風の除けられるところでドロップ準備。
準備していると、2人1パーティーの方が来た。この日はここで初めて人にあった。
とりあえず、大崩とのコルへ滑る。
そこから、沢状の所をスカイラインへ。ちょっと岩が出ている部分もあり。
スカイラインからは、先ほどの方のトレースを使わせていただく。
そして第三尾根に合流したならば、樹林帯を行く。
ちょっとヤブっぽいが、滑るには支障なし。パウパウである。
あっという間に夫婦松へ。
ここからも快適に行けるが、すでにだいぶ荒らされていた。
私達が上に行ってる間にプチバックのボーダーとか来ていたみたいだ。
それでもパウパウは続き、ノートラック斜面を捜しつつ滑る。
もう少し降ればもっと快適だろうと思う。
31日の寒波に期待!!

※他のメンバーから写真が送られてきたら随時アップします。