チェインブレーカー及び関連領域の郵便史

ユーゴスラヴィア建国当時~1922年頃までの旧オーストリア・ハンガリー帝国地域のチェインブレーカーを中心とした郵便史

191007裏 小包第2期 小包ラベル手書き、20vinar複合ルレット目打ち

2007年11月09日 22時03分31秒 | 小包第2期
191007裏 小包第2期 小包ラベル手書き、20vinar複合ルレット目打ち

到着印:MARIBOR 1 10. X. 19 XII- *?*(1919年10月10日)、スロヴェニア語表記
引渡し印:MARIBOR 1 15. X. 19 -6 *4d*(1919年10月15日)、スロヴェニア語表記
受取人サイン日付:1919年10月15日

191007表 小包第2期 小包ラベル手書き、20 vinar複合ルレット目打ち

2007年11月09日 22時02分44秒 | 小包第2期
191007表 小包第2期 小包ラベル手書き、20 vinar複合ルレット目打ち

小包第2期 クロアチアからスロヴェニア宛て

小包送票:ハンガリー王国10 fillér(小包送票代金の収入印紙、小包料金に含まない)、ハンガリー語・セルボクロアート語表記、黄色紙、小型
小包ラベル:黒鉛筆手書きPlesce 86
料金手書き:右上1.5 Kruna

切手:スロヴェニア10 vinar(Mi.101凸版, ノコギリルレット目打, 上部破損)、
20 vinar(Mi.103凸版) 2枚 (上側: 4辺ノコギリルレット、下側: 3辺ノコギリルレット, 右側縦のみ直線ルレットの複合目打ち)、1 Krona(Mi.109目打ち11 1/2)、合計150vinar

料金計算:
重量料金2.6 kg---150 filir
通知料金---10 filir
合計160 filir (料金手書きと貼り付け切手は10filir料金不足)
消印:PLEŠCE 919 OKT 7 E (1919年10月7日) ハンガリー型消印

備考:スロヴェニアのノコギリルレット目打ちの特性
チェインブレーカーの凸版切手の一部に見られるノコギリルレット目打ちには、不完全穿孔、つまり裏側まで完全に穴が開いていないものがあります。このため、切手の切り離しが困難となり、目打ち部分の破損や、切手の印面にまで及ぶ破損が多く見られます。このような状況は、カバーに貼られた切手や現在残されている切手に反映されており、目打ちの完全なものは高く評価されます。