モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

秋田駒ヶ岳の花図鑑(6)晩夏~初秋2

2024年01月12日 | 秋田駒・乳頭/花と山容

(本頁は「・・・花図鑑(5)晩夏~初秋1」の続きです。)

どこの山でもそうだが、真夏以降はキク科の花が多くなる。

大焼砂上部のノコンギクとミヤマアキノキリンソウ混生。 2023/08/23



ノコンギク Aster microcephalus var. ovatus 
 2023/08/23


ノコンギクは低地や低山には多く、高山ではあまり、いやさっぱり見かけないものだが、

秋田駒では多いように思う。何故だろう。

ミヤマアキノキリンソウ Solidago virgaurea subsp. leiocarpa  2023/08/23


ミヤマアキノキリンソウ 2015/08/16
 


(右上)ゴマナ。下の方にヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ。 
2017/09/05

ゴマナは低山から高山まで幅広く見られる。

ゴマナ Aster glehnii
 2015/08/16



ヤマハハコ Anaphalis margaritacea
 2015/08/16



ヒトツバヨモギ Artemisia monophylla
 2015/08/16
   


(右上)ウゴアザミ Cirsium ugoense 
2015/08/16

ウゴアザミ 2023/08/23



トウヒレン属の同定は難しい。

田村武志氏の説に従い、ひとまずイワテヒゴタイとしておいた。

イワテヒゴタイ Saussurea brachycephala 2015/08/16  
 


(右上)ハンゴンソウ Senecio cannabifolius 
2023/08/23

初秋に咲く花のラストはリンドウだ。

エゾオヤマリンドウ Gentiana triflora var. japonica subvar. montana 2021/09/01



【木の実】
高山の樹木の代表、ナナカマドは何故か写真を撮り逃がしていた。
仕方ないので他の木の実から始めてみる。

青黒い実を付けたこの木は何だろう。
クマノミズキだろうか。

クマノミズキ Swida macrophylla ? 2022/09/14



数は少ないが、キャラボクも生えていた。

キャラボク Taxus cuspidata var. nana 2022/09/14



横岳から大焼砂上部の斜面には矮性低木が多い。

その代表はコケモモとガンコウランだ。この場所ではどちらもドッサリと実をつけていた。

コケモモの実 
2021/09/01  
 

(右上)ガンコウランの実 
2022/09/14


白い実をつけるシラタマノキは秋田駒ではあまり多くない。
私は横岳の稜線で少し見たきりだ。

シラタマノキ Gaultheria pyroloides  2022/09/14


地味な木の実を二種。

クロウスゴの紅葉と実。 2015/09/22
   


(右上)オオカメノキの紅葉と実 
2015/09/22

オオカメノキの実は初め赤く、成熟すると黒くなる。


・・・花図鑑(7)秋・紅葉」へ続く。


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