モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2023年6月26日、イエロー秋田駒(2)

2023年07月10日 | 秋田駒ヶ岳

(本頁は「2023年6月26日、イエロー秋田駒(1)」の続きです。)

行く手に男岳が現れた。

男岳



と同時に登山道は真っ平らになり、土の道から木の道に変わる。

ここから先、阿弥陀池の畔まではほとんど高低差の無い原っぱが続く。
生えているのはチングルマやミネズオウなどの矮性低木や
キバナノコマノツメなどの草花が多いが、
今回は、ほとんどの花が咲き終わった後だった。

阿弥陀池に向かう木道
 
                                           キバナノコマノツメ



キバナノコマノツメは秋田駒に多い黄色いスミレだが、既に花の最盛期は過ぎていた。

代わって目立つのはムシトリスミレ。




男女岳と阿弥陀池



今回のマップ



今日は阿弥陀池から男岳分岐を経てムーミン谷に降下しようと思っている。

男岳分岐に登る坂道は花が豊富な場所で、
今はミヤマキンバイ、ヒナザクラ、イワカガミなどが咲いていた。

ミヤマキンバイ



ヒナザクラとミヤマキンバイ



ヒナザクラ



イワカガミ



男岳分岐からの眺め。

阿弥陀池



男女岳と阿弥陀池



いつもならば、阿弥陀池の上に岩手山が見えるのだが、
今日は終始ヤマセの雲に隠れていて見えなかった。

反対側の眺め。


女岳



ここからも鳥海山が見えた。




鳥海山をアップで。




ミヤマダイコンソウに続く次なるイエローはミヤマキンバイかと思ったら、
急斜面には再び、ミヤマダイコンソウが多くなった。




男岳分岐からムーミン谷に下りる斜面はとても急だ。

滑落や落石に注意しながら慎重に降りなければならない。

男岳



小岳の噴火口



ナガバツガザクラ



谷底が近くなると、シラネアオイが多くなる。

初めは古くなった花ばかりだったが、下に行くほど花が新鮮になっている。
これは残雪のせいだ。


シラネアオイ



谷底に多いイエローはミヤマキンポウゲだった。




イエロー秋田駒(3)」へ続く。


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