モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2023年6月26日、イエロー秋田駒(1)

2023年07月08日 | 秋田駒ヶ岳

タカネスミレを見に秋田駒ヶ岳に行こうと思った。

秋田駒ヶ岳、タカネスミレ群生地の眺め



そのためには6月中がリミット。

天気予報では、26日の月曜は梅雨の中休みに入り、晴れそうだった。
朝4時頃、自宅を出発、東へ向かう。


下界から見た秋田駒ヶ岳(下山後、田沢湖近くから)



登山バス発着場のある田沢湖高原の「アルパこまくさ」の

大駐車場は平日早朝というのにクルマでいっぱいだった。
ほとんど全てが県外ナンバー。皆さん、前夜から泊まっていたようだ。
京都ナンバーの隣に駐車し、そちらの御夫婦とお話しながら、
バス停に並び、6時1分始発のバスを待つ。

アルパこまくさのバス停



実は私、バスで秋田駒に行くのはホントに久しぶり。

後で調べてみたら、2017年7月10日以来だった。
秋田駒には、それ以来、今日までの6年間に何度も登っているが、
バスを使ってないということは、
バスが走っていない時期(6月20日の前か8月16日以降)ばかり登っていたことになる。

今回のマップ



八合目(1300m)でバスを下車、男女岳と片倉岳を仰ぐ。




歩き出してすぐハクサンチドリをいっぱい見かけたが、
光条件がよくないので帰りに撮影しようと思う。
花の撮影は次に見かけた黄色いスミレからスタートした。

オオバキスミレ

 

                                          ミヤマスミレの咲き残り


秋田駒の新道コースは登り始めから眺めが好い。

これは既に高木の限界を抜けた片倉岳の山腹を巻くようにして登るせいだろう。
26日は東の岩手側にはヤマセの雲がかかっていたが、
西の秋田側はよく晴れており、まずは森吉山が見えた。

森吉山



北側の焼山方面。ヤマセの雲。



ズダヤクシュの花
 

                                            サンカヨウ


登るに従って、つんと尖った乳頭山も見えるようになって来たが、
岩手山はヤマセ雲に包まれて見えない。

乳頭山



赤土広場とも呼ばれる片倉岳展望台(1456m)に到着すると、
左に男女岳が、進行方向、右手に田沢湖が見えて来る。

片倉岳展望台から望む男女岳はちょっと不気味な感じ。




片倉岳展望台から田沢湖が見え出す。今は霧に覆われていた。




樹木の丈もぐんと低くなり、草花が多くなる。
今の季節はイエローのミヤマダイコンソウが盛りだった。




男女岳とミヤマダイコンソウ
 

                                          ミヤマダイコンソウ


ミヤマダイコンソウの花を拡大してもあまり感動は無いが・・・。




秋田駒ヶ岳は、この丸葉イエロー花が非常に多いので、
『深山大根岳』と呼びたくなるくらいだ。

facebookでそう発言したら、
友人から、「頼むからその呼び名はやめてくれ。
出来たら『秋田駒草岳』と呼んでくれ。
これなら略称も『秋田駒』なので使い勝手がいい。」
との提案。
なるほどそうだなと思った。

今日は秋田駒から珍しく鳥海山が見えた。
6,7月、この山からその御姿を見たのは初めての経験だ。




同じ場所から見た田沢湖の全容。








イエロー秋田駒(2)」へ続く。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の初夏、鳥海山は眺める... | トップ | 2023年6月26日、イエロー秋田... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はなねこ)
2023-07-09 11:04:11
こんにちは。
イエロー駒ヶ岳ってピッタリ、その通りでしたね。
帰り道ではミヤマダイコンソウが斜面一面に咲いてました。
朝のガスに覆われた田沢湖の眺めが良いですね。
そして、雪の融け残る鳥海山がこんなにくっきりと見えていたんですね。
返信する
はなねこさんへ。 (モウズイカ)
2023-07-09 11:25:18
コメントありがとうございます。
鳥海山や霧に覆われた田沢湖を見たのは、6:01始発バスに乗った関係で
7時半少し前かなと記憶しておりますが、この時はよく見えました。
ただ後で報告しますが、この20分後くらいか、
男岳鞍部から見たら、もはや雲に包まれだし、その後は見えなくなりました。
この日の鳥海山は儚いものだと感じました。
あとこの後の続編でクマさんに出会うシーンで
はなねこさんの名前をちょろっと出ささせてもらいますが、
どうかご了解くださいませ。
返信する

コメントを投稿

秋田駒ヶ岳」カテゴリの最新記事