(本頁は「ニッコウキスゲを尋ねて鳥海山へ。1」の続きです。)
長坂道稜線を御浜に向かって歩くと、鳥海山が足元に鳥の海(鳥海湖)を置くようになる。
鳥海山の足元に鳥の海。
鳥の海単独。
御浜に着くと、鳥海山が見えなくなり、
替わって鳥の海(鳥海湖)と鍋森(溶岩ドーム)のコンビが目を愉しませてくれる。
鳥の海(火口湖)と鍋森(溶岩ドーム)のコンビを二枚。
御浜から北側を眺めると、支峰の稲倉岳が大きく、海岸のアーチが素晴らしい。
今日は遠く男鹿半島も見渡せた。
御浜から扇子森への登る途中、鳥の海方面を振り返る。
ここからは鳥の海と鍋森が重なって見える。
しばし花の状況を報告。
今回、ニッコウキスゲ、ヨツバシオガマ以外の花はパッとしなかった。
チョウカイアザミ、トウゲブキ、ハクサンフウロなどは咲き出したばかり。
例年ならとっくに咲いてる筈のハクサンシャジンの開花が今年は何故か遅れていた。
チョウカイアザミ トウゲブキ
ハクサンフウロ
タカネアオヤギソウ チョウカイフスマ
チョウカイフスマは御浜付近には無いものと思っていたが、二年前、御浜で一株、今回は御田ヶ原でもうひと株見つけた。
どちらもまだ咲き出したばかりだった。
雪渓に近い湿った斜面(いわゆる雪田斜面)には特有の植物が咲いていた。
ミツバノバイカオウレン
イワカガミ
ハクサンオオバコ アオノツガザクラとチングルマ
チングルマ
チングルマはあちこちで群生していたが、花が一様に傷んでいた。
おそらく前日までの降雨が原因なのだろう。
扇子森の山頂付近から。
笙ヶ岳を望む。
鍋森方面を望む。
千畳ヶ原、月山を望む。
鳥海山本体を望む。
扇子森から御田ヶ原にかけてはミヤマウスユキソウが咲き残っていた。
ミヤマウスユキソウの古花
ミヤマウスユキソウ。こちらはまだフレッシュ。
ネバリノギランとホソバイワベンケイ
ハクサンイチゲの残り花 ニッコウキスゲ
御田ヶ原から望む鳥海山はでかく立派だ。
今回はこちらには登らず、もう少し先で右折し、千畳ヶ原に向かう。
「千畳ヶ原」に続く。
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