モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

晩夏の大場谷地(2011年8月29日)

2024年03月26日 | 八幡平

(本頁は「2011年夏の八幡平・花の記憶(2)八月編」の続きである。)

八幡平西部にある大場谷地湿原は湿原植物の宝庫だ。
ミズバショウ、エゾノリュウキンカが咲く晩春や
コバイケイソウ、ニッコウキスゲなどが咲く七月初めまでは
切れ目なく通っているが、それらの花が終るとさっぱり寄らなくなっている。

2017年初夏、この湿原で山菜取りの女性が熊に襲われて亡くなっている。
その影響もあり、その年の秋以降、湿原への立ち入りが禁じられている
(厳密には湿原入り口の駐車場が閉鎖された)。

2011年は珍しく晩夏にこの湿原に立ち寄っていた。
この時期、花はあまり無いし、風景も奇麗とは言えなかったが、
一応、記録として報告しておく。







湿原にはシシウドのような大型のセリ科が多かった。

友人からはエゾノヨロイグサではないかとアドバイス頂いた。

 



ミズバショウは花後も大きな葉が残っている。

 



奥の褐色の群生は花の終わったオニシモツケ。




花後のモミジカラマツ
 

(右上)ハンゴンソウ



奥の方に入ると、丈の高いハンゴンソウ、オクトリカブトが増えて来た。










オクトリカブト



ナガボノシロワレモコウだろうか。
 

(右上)コバギボウシ


エゾオヤマリンドウ
 


(右上)ミズギク


クロバナロウゲの古花(果実?)
 


(右上)アオモリアザミ(オオノアザミ)



最後にまたオクトリカブト。




以上。

コメント
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