モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

年の瀬に角館と田沢湖へ。(2013年12月25日)

2021年12月28日 | 田沢湖・角館

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

年の瀬も押し迫ってきた12月25日、急にひとり旅をしてみた。

けっして遠方ではない。クルマで一時間ちょっとの近場、角館と田沢湖だ。
たまたま今頃の時期に行ったことが無かった。どんなもんだろうとの軽い気持ちで出発。

角館に向かう途中、協和町の山に光る雲が懸かっていた。




雪をかぶった杉林は奇麗だ。




角館の武家屋敷に到着。










今回は武家屋敷の中には踏み込んでいない。




シダレザクラの冬姿
 


スギの幹をバックにウメモドキ



続いて田沢湖をめざす。

潟尻近くの湖岸。右の樹木は竜を連想させる。










田沢湖は湖岸が単調なので、十和田湖のような観光的な風景美はイマイチだ。
しかし、今回、この角度から見た風景は色無しでも、十分見ごたえがあると思った。
続いて、湖岸の樹木風景。




丸い鳥の巣のようなものはヤドリギ。近づくと・・・

                                            アカミヤドリギ
 


田沢湖は日本一深い湖。
その深さは書籍によると423m、湖面の標高が250mくらいなので、その底は海面よりも200m近くも低い場所と言うことになる。

秋田の内陸のこのような場所に何ゆえこんな深い穴があいたのか。
大昔の火山活動、カルデラ湖という説もあるが、他のカルデラ湖と較べても深すぎる感じがする。
この湖にはもはやクニマスは居ないが、冬場なので観光客も皆無に近かった。

水深423mを感じさせるような湖岸風景。



突如、赤い鳥居が。
















ずっと無色の風景ばかりだったので、この鳥居や社殿を見つけた時はドキッとした。

他に誰も居ないのだからなお更だ。また御座石神社の垂れ幕は「にわか面」を連想させる。

神社のご由緒。赤線部に注目頂きたい。なんかもう初詣に行ったような気分。




なお湖の方から社殿を眺めるとこんな感じだ。

左側の大杉は天然記念物、御座の石杉。
 
 


最後に辰子姫の像。

夏場、像の周辺には観光客が多いので、なかなかこのようには写せない。
この像、個人的にはあまり好みではないが、今回は廻りの色がモノトーンなので黄金がいつもより際立っている。




以上。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする