みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

サントリーの発泡酒「金麦」。

2015-08-28 10:00:00 | ビールの話
サントリー麦酒の看板商品というと、ビールでは”モルツ”、発泡酒では”金麦”ということになる
と思います。



㊧「円熟の秋」  ㊥「金麦」の赤  ㊨「金麦」夏バージョン

㊨「金麦」夏バージョン
  味はよくまとまっていて、大変ニュートラルな感じのバランスですね。
  長期間、支持されてきた理由でもあるでしょう。
  缶に花火の風景が描かれているだけのことなんですが、何となくいい感じがします。

㊥「金麦」の赤
  ”琥珀のくつろぎ”のサブタイトルが付いています。実は去年の商品なんですけど
  味が気に入って10ケース買ったんですが、もう無くなっていると思っていたら、
  家具の隙間からヒョロッと出てきました。ホントに最後の一本(^^;
  味はレギュラーとは違います。かなり甘みを感じますね。

㊧「円熟の秋」
  シビアに暑い夏の季節はいつの間にか去り、ビールも秋モノが出始めました。
  価格が安いわりに琥珀色です。飲みやすいです。
  近所のスーパーでケース売りで特売があったんで買ってしまいました(^^;

サントリーモルツ「芳醇エール」飲みました。

2015-08-27 10:00:00 | ビールの話
最近サントリーものを飲むことが多いです。
それで今回は量販店で見つけた「芳醇エール」の話なんですが。



㊧「コクのブレンド」 ㊥「芳醇エール」 ㊨「円熟の秋」

この時期、同時に出ている発泡酒「円熟の秋」に似ているな~という感じの味でした。
だったら個人的には安い価格の発泡酒の方でいいかな~?という感じです。
ビールの味の振り方にも色々と段階があるんでしょうけど、たくさん種類があると
どうしても似てくる場合があるのかもしれませんね。

で㊨の「円熟の秋」なんですが。琥珀色をした、少しばかりカラメルの味を感じます。
割に飲みやすくまとめてある発泡酒だと思います。
近所のスーパーで2,395円(1ケース)でした。量販店ならもう100円ほどは安く買えるようです。

㊧の「コクのブレンド」はレギュラーモルツと黒モルツのハーフ&ハーフと
いうのが口上になっていますが、実際に自分でブレンドしてみても同じ味にはなりません。
もう少し旨い。これってメーカーの企業秘密?ですかね(^^;
そういう意味では「有っても良いな」という商品に感じました。

「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」観ました。

2015-08-25 08:00:00 | 洋画
2013年:ドイツ。 監督:バーナード・ローズ。 WOWOWからの録画。
今でこそパガニーニの名前は超有名ですが、彼の生きていた時代には毀誉褒貶が
激しく、演奏技術に長けてはいても、人間としてあまり尊敬されてはいなかったようです。

それは彼自身のやくざな生活態度にもその責任の原因はあったようです。
なにしろ多くの人はつつましく真面目に生活を送るのが普通だった時代です。
酒と女とギャンブル漬けの毎日では、人間として信用されないでしょう。
そのことが音楽家としての彼に対する評価に無関係であったとは思われません。

 
ウルバーニ氏と契約を結ぶ。            今日もカード賭博でスッテンテン。

ゲーテの「ファウスト」よろしく、悪魔の契約めいた書類にサインするパガニーニ。
まあ映画のための架空の話なんでしょうけど、なかなか抜け目のないキャラのウルバーニ氏。
パガニーニを売り込み演奏会を催す。なかなか有能のようです。
彼の演奏は評判になり金が入ってくるようになるが、生活態度は改まらず。
ありったけをギャンブルにつぎ込むため、いつも金欠状態。

 
一人息子を盲愛する。               新たな活躍の場を求めて英国へ渡る。

映画の中では、彼にも家族はいることになっている。一人息子がそうだが母親はいない。
その辺の経緯は描かれていないので適当に事情を想像するしかない。

 
宿泊先に押しかけてデモを行う女性たち。      居酒屋での即興演奏。

更なる活躍の場を求めて英国に渡ることを決意。英国側の興行主はパガニーニを呼んだために
エラい目に遭わされるのだが、そのあたりは説明が煩雑になるので省略します(^^;
彼の素行から、社会に有害なものとしてパガニーニの演奏会に反対のデモを行う女性たち。
”自分の考えは絶対正しい”の人たちが珍しくなかった時代ということですかね。
連日の宿舎前でのデモの騒音に辟易して、気分を変えようとパガニーニは街の居酒屋へ。

成り行きからその場で即興演奏をする。あまりの超絶技巧にたまげる周囲。
たまたま新聞記者が居合せていたために、その様子が翌日の新聞記事に載り人々の話題に。
そのおかげで破格に高額なチケットも徐々に売れ出していく。
ついに国王の来臨も賜る。英国での状況はようやく好転してゆくかに見えたが....。

 
聴衆は熱狂。                   興行主の娘も歌手として共演。

パガニーニという人物を総括してみると、非凡なる才能を神の恩寵として与えられたが
活かしきれず、失意のうちにその生涯を閉じた人。なかなか神様というものは不条理なものです。

「P.S. アイ・ラヴ・ユー」観ました。

2015-08-24 08:00:00 | 洋画
2007年:米。 監督:リチャード・ラグラヴェネーズ。 セルBDでの視聴。
監督は、女性の支持が熱かったあの「マディソン橋」の脚本を書いた人です。
本作でも女性の視点からの物語を感じます。

 
いつもの夫婦ゲンカ。               いつもの仲直り(あ~アホくさ)。

ごく普通の仲良し夫婦だったホリーとジェリー。
だが夫ジェリーは脳腫瘍に冒され不帰の人となる。 落胆して生きる意味さえなくすホリー。

 
遺言により、お酒と音楽のある明るいお葬式。    亡き夫から誕生日のケーキが届く。

だが30歳の誕生日に思いがけなくケーキのプレゼントが届く。依頼人は生前のジェリー。
彼は自分の死後に妻が気落ちすると予想して元気づけようとしたのだった。
添えられたテープには生前の夫から「強く生きていくように」とメッセージが。

 
ケーキに添えられたメッセージテープ。        気晴らしにゲイ・クラブへ繰り出すホリーたち。

ところが亡夫からの通信はそれで終らない。それからも元気づけ励ます
内容の手紙が定期的に届く。
ここまできて自分は「ん?」という気になりました。
自分の死後の妻の気落ちが心配といっても、脳腫瘍という重病の人間に、
そこまで相手を思いやる余裕ってあるものなんでしょうか?
『こんなにも夫から大事にされているワタクシ』という女性のナルシズムが見えて
ちょっとねえ~(^^;

この後ホリーは思いがけない人から愛の告白を受けたり、亡夫の故郷である
アイルランドへ友人たちと共に旅行をして、かの地で一寸したドキドキ体験をしたり。
なんか観た後で思い直すと、ずいぶん都合のいい展開のようで(^^;

女性に受ける映画って、こんななんですかね。
まあともかくストーリーはハッピーエンドで終わります。


「陸軍中野学校(ニ) 雲一号指令」観ました。

2015-08-22 15:30:00 | 邦画
1966年:大映。 監督:森 一生。 WOWOWからの録画。
8/19に観た「陸軍中野学校」の続編。
いよいよ中野学校を卒業した元生徒たちは各々の配属地を目指す。
椎名少尉も例外ではない。赴任地の朝鮮半島北部を目指していたが、列車で移動中に
”急ぎ神戸に戻れ”との電報を受け取る。何か大きな事件があったようだ。

 
列車で移動中に電報を受け取る。          神戸での活動拠点=東亜経済研究所。

最高機密の”高性能砲弾”を積んだ軍用船が航行中に爆発を起こして沈んだ。
これが偶然の事故なのか或るいは敵側スパイによる破壊工作なのか、現段階では断定できない。
しかし後者のケースを想定して憲兵隊は犯人探しに躍起になっていた。
そこに中野学校出身のグループが別働隊として参加する。

 
軍港の様子を探る椎名。憲兵から嫌疑を受ける。    同僚・杉本との頻繁な連絡。

憲兵隊は港湾労働者たちが怪しいとみて調べていたが、杉本の意見は違っていた。
むしろ人目のない時間帯に動ける夜警が怪しいとみていた。
そこで杉本は自らも夜警として潜り込み、元から居る夜警・元川を監視することにする。

 
元川氏は昼間から銭湯を楽しむ。          湯船の仕切りを使って何やらの連絡。

椎名は昼の時間帯の元川の監視を担当。
ある日、銭湯内で女湯との仕切りの隙間を利用して元川が何かの連絡をしていることに気づく。
このことにより女湯の方にいた芸者・梅香の動きにも目を光らせる。

 
二件目の軍用船爆沈。                ついに元川の現場を押さえる杉本。

そうこうするうちに二件目の軍用船の爆沈事故が発生。もはや敵側スパイの仕業に間違いない。
杉本は元川の破壊工作の現場を遂に押さえるが、もう一歩のところで逃げられ自爆されてしまう。
一方椎名少尉は梅香について調査を進め、いま梅香と名乗っている人物は実は別人である事実に
突き当たる。少しづつ敵組織の全貌が見えてくるのだったが....。

昔の映画なので、少々ストーリーのテンポが今と違うところはありますが、
その辺を呑みこんで観るぶんには問題ないし、面白い内容だと思います。