みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「アンダー・ザ・スキン/種の捕食」観ました。

2015-08-04 16:00:00 | 洋画
2013年:英・米・スイス。 監督:ジョナサン・グレイザー。 WOWOWからの録画。
宇宙から来た「人間を食料とする異界の生物」。
周りに警戒感を持たれないように人間型の皮をかぶっています。
男型と女型がありコンビで人間狩りを業としています。
やり口は、ほとんど”カツオの一本釣り”です。効率悪そう....(^^;
それで女型の方を演じるのがスカーレット・ヨハンソン。

この映画の原作を考えた人は「東京喰種」の漫画あるいはアニメをみて
パクったんじゃないですかね?
普通の食べ物に拒否反応を起こすって辺りも同じだし。
セリフはあまり無くて、ちょっと話が判らないところもありますが、
セリフが無いゆえに怖い雰囲気が出ているなとも思います。

 
街を流して目ぼしいヤツに声をかける。       SEXと捕食を暗示するシーン。

夜な夜な食肉運搬車で街を流して、目ぼしいヤツを見つけると家に誘って殺してしまう。
映画では抽象的な表現なので解りにくいですが、人間(獲物)にとっては夢見心地状態でも
現実には食肉として処理されている最中ということのようです。
処理後はくたびれたストッキングのようにクタクタの皮しか残らない。
ちょっとゾッとしますね。

 
SEXと捕食を暗示するシーン②            食べカスになった人間は皮だけになる。

ある時捕獲した醜い男を処理して以来、女型宇宙人の行動パターンがちょっと変わる。
いままで食料としか見ていなかった人間に、それ以外の意味を見るようになる。
というか、その辺はセリフ無しのため良く解りません(^^;
いずれにしても、そのことがある結果に繋がっていきます。(ネタバレ禁止)

 
ケーキを注文するが不味くて吐き出す。        人間式SEXを体験。不思議そうに見入る。

2時間弱の尺ですが、もう少し削ればスッキリと観やすい映画になった
のじゃないですかね~。内容の割には長いと思いました。