森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

女神ハウメアとハウの花の関係

2021年11月17日 | 神話・伝説


昨日の続きになりますが、前回ご紹介したヒューエットさんは、植物の効能だけでなく、植物の神話にも大変、大変、詳しくて。ますます神様みたいな方だなあと思いました。

たとえば、ハウという花が女神ハウメアの化身であるということをヒューエットさんが教えてくださいましたが、恥ずかしながら私、そんな伝説、全く知らなくて(なのに神話の本なんて書いて、よかったのでしょうか…)。

ハウという花は黄色からオレンジ、オレンジから赤へと色を変えるのですが、赤い花の状態が一番成熟した、最も霊的にパワフルな状態なのだそうです(スミマセン、写真がなくて…)。

それを聞いて「ハッ‼‼」とした私。なぜって、ハウメアという女神は自在に姿を変える力を持つ、謎多き女神とされていることを思い出したからです。たとえば自著「やさしくひも解くハワイ神話」のなかで、私はハウメアのことをこんな風に書いております。

「ハウメアは自由自在に若返る神通力を持ち、姿と名前を変えて蘇り、自分の子供たちや孫と交わったといわれています」

色を変えるハウの花が、ハウメアの化身だなんて。な~るほど! ですよね。目から鱗が落ちた瞬間でした。

それにしても、こんな貴重な話を次々してくださるヒューエットさんは、やはり「姿を変えて現代に蘇った」神様なのかも…。

皆さんはどう思いますか?
コメント (2)
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