指にねっとりまとわり付く。
「今日は〇〇を作ろう!」といった目標も計画も頭になく
たいてい漠然と粘土を積み始めます。
陶土の感触を楽しんでいると徐々に気分が高まってきて、
のばしたりたたいたりつまんだりひねったりと無我夢中になるのです。
思うようになるようでならない…時間制限もあり焦りながら土と格闘。
まぁたいてい「こんでいっかぁ~」で終わります。
いつかとことん納得の行くまで時間を気にせず完成させたいとも思いますが、
プロのように“「画竜点睛」ハイ完成!”と行くはずがないのです。
センター試験のこの土日は家業に与えられたひと休みで、
来客予約も入らずyacht病のCaptainが痺れを切らしいざ出陣。
降雪予報が出ていたせいか帆影も少なく、曇天の下「仏岩」まで往復。
5~6ノットを維持し鈍走ならぬ快走!
「大島」東のblast(突風)に20度位ヒールした時は久しぶりにヒヤリとしたけれど、
冬の海にありがちなうねりもなく無事帰還。
鼻や指先は疼痛をおこすほど冷え切り、
末端に血を走らせるべく呷ったBourbonが
じんわり五臓六腑に行き渡りました。(R)