神島から帰ってくる主人を迎えにマリーナへ行き、
同行できなかった自分にとって嫉ましい限りの仲間との賑やかな“反省会”のあと、
ふと東の空を望めば満月近い月がぽっかり。
いざ海上へ・・・
SunsetCruiseには間に合いませんでしたが、
光の主を失った空は灯台や遠望の街の灯りで次第に賑やかになり、
コントラストがくっきりし始める絶妙な時間です。
穏やかに波立つ海上に船影は無く、エンジンを止めると
海水を分け進むギュリギュリー、シャバシャバーという音が暗闇のなか一層心強く感じられます。
満月新月時は月の引力がより強く働くとか…出産や地震にも影響しているらしい目に見えないこの力。
海面にこぼれるような月明かりを追って、どこまでも走っていたい夜の海でした。(R)