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菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

バラ色に染まる前。  『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』

2013年11月18日 00時00分49秒 | 俺は好きなんだよ!
【俺は好きなんだよ】第593回は、『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』(1986)


原題は、『PRETTY IN PINK』。
『ピンクに染まった可愛い子』ってとこですかね。


スタッフ。
監督:ハワード・ドゥイッチ
製作:ローレン・シュラー
製作総指揮:ジョン・ヒューズ/マイケル・チニック
脚本:ジョン・ヒューズ
撮影:タク・フジモト
音楽:マイケル・ゴア


出演。
モリー・リングウォルド  (アンディ)
アンドリュー・マッカーシー  (ブレーン)
ジョン・クライヤー  (ダッキー)
ハリー・ディーン・スタントン  (アンディの父、ジャック)
アニー・ポッツ  (イオナ)
ジェームズ・スペイダー  (ステッフ)
クリスティ・スワンソン
ジム・ヘイニー
アレクサ・ケニン
ケイト・ヴァーノン
アンドリュー・ダイス・クレイ
エミリー・ロングストレス
マーガレット・コリン
ジーナ・ガーション


物語。
母親のいない家庭で父ジャックとつましい生活を送っている女子高生アンディ。
彼女は、アルバイト先の客で同じ高校に通うブレーンに恋していた。
そんなある日、アンディはなんとブレーンの方からデートを申し込まれる。
その一方、アンディに恋心を抱く同級生のダッキーは心配で落ち着かない。ブレーンは、友人宅でのパーティーへアンディをエスコートした。
だがこの時、彼女はブレーンたちが裕福な家庭の育ちであることを目の当たりにし、自分の貧しい身の上を痛感してしまう。
それでもブレーンから卒業パーティーに誘われ、喜ぶアンディだったが・・・。




等身大の女子高校生の日常を爽やかに描いた青春映画。
主人公を演じたモリー・リングウォルドは注目を浴び、この作品をきっかけにして人気者となった。

80年代を象徴する、淡々と日常を描写することで、観客を空気に浸らせる語り口は、ドラマティックでない分、思い出に浸ることができる。
今の同年代の観客にも、歴史を経ても変わらない恋心の切なさを感じ取りやすい近現代ものという時代劇として見れるんじゃないか、感想を聞いてみたいものだ。

ジョン・ヒューズのスタイルは、別人が撮っても、通用することがわかる、完成した方法論なのだと理解できる一本。





にしても、冬だからか、ラブストーリーの紹介が続きますね。





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