菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

リメイクする責任

2009年10月10日 00時00分29秒 | 映画のあれこれ
リメイクをしたら、オリジナルへの敬意を示す意味も込めて、オリジナルを見られるようにして欲しいよね。

目下、過去の名作をいろいろ観ているのだけど、傑作とされているのでさえ、ソフト化されてないことが多い。

案外に、娯楽作家とかの売れてないけど出来がいい作品に多い。
消え去るのもまた作品の運命だけど、せめて、リメイクをしたからには、リメイクしたものは責任をとって、オリジナルを見れるようにする努力をして欲しいものだ。

リメイクするだけでオリジナルへ注目させることが出来るのも事実なのだけど。
実際、そのおかげで見れるようになった作品は多い。

でも、例えば、『サブウェイ・パニック』をどれだけの人が手に取ったのだろうか?
宣伝でリメイクだということさえ言わなくなってる。
オリジナルを観てしまうとリメイクのネタバレになることも多いとは思う。
でも、ソレはやはりフェアじゃないと思うんだよね。
まだ、小説とか漫画とかは、原作表記するじゃない。
映画のオリジナルも表記すべきだと思うわけさ。


もしくは、オリジナルが見られるようにするために、リメイクしたのかもしれないし、リメイク権が取れなくて、似たようなオリジナル作品を作るってことも多いとは思うんだが。


もちろん、ネタ元、影響元をあえて言わないことで、ファンと作品を通したコミュニケーションも楽しいんだが。
最近の評論家の仕事の一つだろうねぇ。 
 

 
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