菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

ソフト化も行方不明   『バニー・レークは行方不明』

2009年10月11日 00時00分28秒 | 死ぬ前に観れるか?

【死ぬまでに見れるか】第21回は、『バニー・レークは行方不明』(1965)
 
 
原題は『BUNNY LAKE IS MISSING』。


スタッフ。
監督:オットー・プレミンジャー
製作:オットー・プレミンジャー
原作:イヴリン・パイパー
脚本:ジョン・モーティマー/ペネロープ・モーティマー
撮影:デニス・クープ
音楽:ポール・グラス
タイトルデザイン:ソウル・バス


出演。
ローレンス・オリヴィエ
キャロル・リンレー
ケア・デュリア
ノエル・カワード
マーティタ・ハント
フィンレイ・カリー
エイドリアン・コリ
アンナ・マッセイ


物語。
ロンドンに越してきた女性の娘が行方不明になった。彼女は兄とともに娘を探すが、まったく手がかりが掴めない。捜査に乗り出した警部は、消えた娘というのは、彼女の妄想ではないかと疑い出す・・・。


受賞歴。
1966年の英国アカデミー賞 □ 撮影賞(モノクロ) デニス・クープ



解説では、倒錯した愛が生み出すサスペンス・スリラー、となっている。

オットー・プレミンジャーは社会派でもあるけど、案外にジャンル・モノに強い職人肌。
麻薬中毒モノの『黄金の腕』
法廷モノの『或る殺人』
ミステリーの『ローラ殺人事件』
ミュージカルの『カルメン』
宗教禁忌モノの『枢機卿』
なので、サイコ・サスペンスのこの作品でもその手腕を発揮してそうなのよね。
それに、彼につき物のソウル・バスのタイトルデザイン、と、意欲的な音楽もあるので、ソレも期待出来るのよね。


本作のリメイクが米国で現在企画進行中らしいので、もしかしたらそのリメイク版の宣伝も兼ねて、オリジナルもDVD化されるかもしれない。



_____________________

ソフト化されて、観ましたよ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リメイクする責任 | トップ | 土地が持つテンポ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

死ぬ前に観れるか?」カテゴリの最新記事