【俺は好きなんだよ】第1064回は、『ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~』(2016)
原題は、『OUIJA: ORIGIN OF EVIL』。
『オクジャ:悪の原点』。
上映時間: 99分
製作国: アメリカ
スタッフ。
監督: マイク・フラナガン
製作: マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラー、ジェイソン・ブラム、ブライアン・ゴールドナー、スティーヴ・デイヴィス
製作総指揮: クーパー・サミュエルソン、ジャネット・ヴォルトゥルノ、トレヴァー・メイシー、ヴィクター・ホー
脚本: マイク・フラナガン、ジェフ・ハワード
撮影: マイケル・フィモナリ
プロダクションデザイン: パトリシオ・M・ファレル
衣装デザイン: リン・ファルコナー
編集: マイク・フラナガン
音楽: ザ・ニュートン・ブラザーズ
出演。
エリザベス・リーサー (母アリス)
アナリース・バッソ (長女リーナ)
ルールー・ウィルソン (ドリス)
ヘンリー・トーマス (トム神父)
パーカー・マック
ダグ・ジョーンズ
アレクシス・G・ザル
ケイト・シーゲル
サム・アンダーソン
エル・キーツ
マイケル・ウィーヴァー
リン・シェイ
物語。
1960年代、アメリカ。
霊媒師のアリスは、娘姉妹にトリックを手伝わせて、亡き夫の残してくれた家で交霊を行うことで生活していた。
ある日、リーナのアイディアで、アリスがウィジャボードを演出に用いると、次女のドリスに異変が起こりはじめる。
『トランスフォーマー』のマイケル・ベイと『パラノーマル・アクティビティ』のジェイソン・ブラムがタッグを組んだ第2作にして、前日譚。
前作の評判の悪さを吹き飛ばし、全米3位、3週連続ベスト10入りを果たした。
欧米版こっくりさん“ウィジャ・ボード”の呪いをテーマに、様々なホラー映画の要素を凝縮。
出演は、『トワイライト』シリーズのエリザベス・リーサー、『E.T.』のヘンリー・トーマス、『オキュラス/怨霊鏡 』のアナリース・パッソ。
ルールー・ウィルソンは、この後、『アナベル 死霊人形の誕生』こと『アナベル2』に抜擢されており、前日譚ホラーの申し子となりつつある。まぁ、ほぼ同じチームの作品ですけど。
字幕ではルルとなっている。
『呪い襲い殺す』の続編なのですが、原題が復活して、『ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~』となりました。副題でも前作邦題が残っているのはいいですね。
責任を取るとはこういうことです。
DVD特典は、特典充実で、レンタル版にも入っています。
■未公開シーン
■メイキング
■恐怖の舞台となる家
■ドリス役について
■マイク・フラナガンによる本編音声解説。
実は、『トランスフォーマー』 、『G.I.ジョー』と同系列のハスブロ社のおもちゃの映画化シリーズの一つ。
ネタバレ。
開巻のユニバーサルのカンパニーロゴから1960年代当時のものを使用して、雰囲気を盛り上げる。
アレクサの撮影なのに、フィルムチェンジの報せであるシガレット・ホールも入れている。
このシガレット・ホールを題材にしたホラーをジョン・カーペンターも『マスター・オブ・ホラー』シリーズで撮っている。
邦題は『世界の終わり』だが、原題は『JOHN CARPENTER'S CIGARETTE BURNS』。
『オキュラス/怨霊鏡』にいろいろと似ており、ウィキペディアで『オキュラス/怨霊鏡』の前日譚と間違って表記されているのも、そのせいかも。
前作に出ていたリン・シェイの役が主役になっていたとエンドロールのエピローグ映像で分かります。