菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

ケツ末だけおシリアス。 『マイティ・ソー/バトルロイヤル』

2017年11月19日 00時00分29秒 | 映画(公開映画)

で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1190回。


「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」

 

 

 

『マイティ・ソー/バトルロイヤル』

 

 

 

 

クリス・ヘムズワース演じるマーベルの人気キャラクター“ソー”が主役の『マイティ・ソー』シリーズ第3弾のアクション・アドベンチャー大作。

 

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(『アベンジャーズ3』)へ繋がるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)第3期の重要作であり、第17弾。

 

 

復讐に燃える最強の敵を前に、盟友ハルクや宿敵ロキと手を組み、アスガルドの脅威を食い止めるべく、極限のバトルを繰り広げるソーの活躍を圧倒的スケールで描き出す。

 

監督は、『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のタイカ・ワイティティ。

コメディアンとしても活躍しており、今作でも、あるキャラで出演している。

 

 

 

 

物語。
アスガルドの王子だが、王位継承していないソーは、アベンジャーズの一員となり、地球を守る戦いに身を投じてきたが、アスガルドの危機を察し、その種を駆逐する旅に出ていた。

危険な神器を奪い、保管するために、久しぶりに戻ったアスガルドでロキと再会する。

ソーとロキは、父オーディンから自分の死期が近く、死ねば、自分が閉じ込めた娘、つまり二人の姉である死の女神ヘラが蘇ることを告げる。

彼女は、オーディンに恨みを抱いており、アスガルドの王位継承を悲願としていた。

オーディンさえ危ういほどの強大な力を持つ彼女にソー一人では勝てない。

そこで、ソーはロキと手を組むことにするが・・・。

 

原案は、クレイグ・カイル、クリストファー・ヨスト、エリック・ピアソン。
脚本は、エリック・ピアソン

 

 

 

 

出演。

クリス・ヘムズワースが、雷神ソー(マイティ・ソー)。

トム・ヒドルストンが、悪戯の神ロキ(火の神とも)。

マーク・ラファロが、ハルク/ブルース・バナー。

テッサ・トンプソンが、ヴァルキリー。

ケイト・ブランシェットが、死の女神ヘラ。

 

カール・アーバンが、スカージ。 

浅野忠信が、ホーガン。

タイカ・ワイティティ(モーション・キャプチャーと声)が、コーグ。

ベネディクト・カンバーバッチが、ドクター・ストレンジ。

イドリス・エルバが、千里眼のヘイムダル。

ジェフ・ゴールドブラムが、グランドマスター。

クランシ・ブラウン(声)が、スルト。 

 

アンソニー・ホプキンスが、アスガルド王のオーディン。

 

 

 

 

 

スタッフ。

製作は、ケヴィン・ファイギ。
製作総指揮は、ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、ブラッド・ヴィンダーバウム、トーマス・M・ハメル、スタン・リー。



撮影は、ハビエル・アギーレサロベ。

視覚効果監修は、ジェイク・モリソン。
プロダクションデザインは、ダン・ヘナ、ラ・ヴィンセント。
衣装デザインは、マイェス・C・ルベオ。

 

編集は、ジョエル・ネグロン、ゼン・ベイカー。

 

音楽監修は、デイヴ・ジョーダン。

音楽は、マーク・マザースボウ。

 

 

 

 


王が死に、死の女神が復活し、辺境星に放逐されたソーとロキの冒険を描くシリーズ第三弾。
ハルクも登場し、マッチョ&コメディ度アップでスペースオペラにスライドし、その大仰なキャラに合う世界観に。
アメコミの広さを堪能できる。タイカ・ワイティティの丁寧なフリからのボケで笑いも分かりやすく、サービス満点でニヤる。
ストーリーは薄まったがキャラは濃厚。ドクター・ストレンジも顔見せます。
80年代のポップ&ライトな雰囲気にポップコーンがすすむ。
ハンマー破壊でバットを選び取ることで楽なロックに。
ネオンカラーがショートするアルミの剣のような走作。
   
 

 

 

 

 

おまけ。
原題は、『THOR: RAGNAROK』。

『ソー:ラグナロク』ですね。

ソーは、北欧神話の雷神トールの英語読み。

ラグナロク(古ノルド語:Ragnarøk(Ragnarök、ラグナレク)、神々の運命の意味)は、北欧神話の世界における終末の日のこと。“神々の黄昏”とも言う。

邦題は雰囲気は合ってなくはないが、表面だけで芯を食ってない感じ。
堂々と原題通り『マイティ・ソー/ラグナロク』でいけばよかったのに。『マイティ・ソー/神々の黄昏』は・・・今回の雰囲気に合わないか。

または『リベンジャーズ/マイティ・ソー』とかもありだったかも、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』みたいにね。

 

 

 

 


上映時間は、131分。
製作国は、アメリカ。

 

 

 


キャッチコピーは、「死の女神の復讐がはじまる」。

これも、シンプルだし、内容通りだけど、ちょいとありきたり。

死の女神のイメージがないし、どうせ倒すのね、と思っちゃうから。

いくつかの内容をかけて「最強の死が訪れる!」とか、「雷神 覚醒」とかね。

 

 

 

 

 

 

ややネタバレ。

バナーが着ていたのは、デュラン・デュランの『Rio』のアルバムジャケットデザインのTシャツ(トニー・スタークの私物)。

 

 

 

来年3月の『ブラックパンサー』でMCU第三期が終わり、『アベンジャーズ』第3弾『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へなだれ込みます。

 

『マイティ・ソー』、『インクレディブル・ハルク』、『ドクター・ストレンジ』はマーベルのヒーローの中でも最強クラスですが、映画の興行成績では彼らの4作とも10位以下の下位チームで、ヒット作の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも出てないので、この3人が登場する今作(人気の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』寄せたと思われる)がどこまで興行成績を伸ばすかも注目です。

 

おまけシーンは2回あります。

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ。

レッド・ツェッペリンの『イミグレーション・ソング』がテーマのようにかかるが、『移民の歌』って意味だから、物語を示唆していたのね。

 

グランドマスターは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に出てくるコレクターのお兄さん。

 

最初のおまけシーンは、サノスの船に蜜方っというシーンで、つまり、ロキはテッセラクトを盗んできていたということ。

 

 

 

 

 

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