菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

コトワザざわざわ。シリーズ その241

2018年07月08日 14時00分59秒 | クダラナイ、ノボラナイ

あわてる乞食はモラルが少ない



【解説】

元は、「あわてる乞食は貰いが少ない」。

他者よりも多く貰おうと急いで貰いに行く乞食は、施す人からその欲深さを嫌われて、結局は貰い分が減ってしまう、という意味。
自分の都合のみを押し付ける我が侭な要求をする人間は、相手の反感を買い、結局は損をする、という意味も。

 

 

 

こちらは、もらう立場なのに、あわてしまうことで、もらうことが主体になってしまう状態を作り出している場合を示したもの。
いわゆる、モラルの欠如を引き起こしている。
これにより、あげる側のモチベーションを下げる。つまり、あげたくなくなる。なので、必然的にもらいが少なくなるという、元の言葉の原因の一つを究明し、言及したことわざ。

ただ単に、このような人の特徴を示してもいる。

 

こういったもらおうとする側のモラルの欠如は攻撃の的になりやすい。もらいが少なるなるどころか、マイナスを背負う可能性が高い。
だが、逆に、それを事情の知らずに見た目や聞きかじった情報だけで、早とちり気味に攻撃する側のモラルは問われても、それで当人はマイナスを負うことは少なかったりもする。

 

 




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