菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

感情を移して入れる感情移入。

2006年10月09日 01時36分39秒 | 映画のあれこれ
感情移入には、移される場合と移してまう場合があるよね。

映画の表現や俳優の演技から、観ている人に、ぐぐぐと移ってくる場合と、見ている人が、その映画と同じ状況だったり、過去に経験してたり、思い入れのある題材、知ってること、好きな曲・俳優・監督とかだったりして、その人の方から移していく場合とが。
いわば、前者を感情移入させるであり、後者は感情移入するとでもいったらいいのかな。

後者の場合、それゆえ、感情移入出来ない、ということもあるとは思うけども。

映画を見るという行為そのものに感情移入してしまう人もいるのかもしれないなぁ。

あえてさせない映画もあるし、うーむ、この感情移入、奥が深い。
また新たな研究材料の登場である。





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2 コメント

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考察 (倉田英志)
2006-10-09 22:08:42
感情移入って心理学用語らしいですね。

似た言葉の共感も・・・。

人間だけが感じるらしい。

でも、人間は動物やモノにも感情移入してしまう。

ミッキーの人形に感情なんてないのに・・・。

舞台とかだと(ダンスとか抽象的なものはとくに)

演者はそう思っていなくても

観客が勝手に感情を移しいれてくる。。。

やっかいですね。



『涙そうそう』は、

感情移入できるでしょ的な演出がふんだんな映画でしたね。

予告編だけで想像力がかきたてられただけに

残念でした。
返信する
シンクロニシティ (ひし)
2006-10-10 00:13:14
いえいえ、その感情移入の複雑さこそ、物語を見る理由だとも思うのよね。



たしかに、過剰な技術でやられると、逆に冷めることもあるのよね。
返信する

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