最近よんだサルの本にニホンザルの体脂肪率は5%とあった。
まるでランス・アームストロングのようだ。
霊長類の体脂肪率のデータは少ないがチンパンジーでも10%が平均的で、人の体脂肪率15~25%というのは、かなり高いほうらしい。
脂肪の付き方も人とは異なり、皮下脂肪も内臓脂肪も無く、脂肪があるのは動脈・静脈の周り、大腿・腕の太い神経・血管が走っている周りなど大事な箇所の保護が主な用途。
サルは摂取したエネルギーを備蓄にまわさない。
ダイエットいらずの体質で、ちょっと油断するとブクブクになるヒトとは大違い。
うらやましい。
他の動物もおおむねそうであり、ヒトの体脂肪率の高さは突出している。
なぜか?
本によるとヒトの脳の大きさと関係があるらしい。
ヒトの体に対する脳の大きさの比率はとても大きい。
体重がヒトと同じくらいのオランウータンの脳は375ccに対してヒトは1350cc。
そして脳は非常に大食い。
成人では脳の重量は体重の2.5%しかないのに全消費エネルギーの20~25%を脳が使っている。
さらに新生児のときは全消費エネルギーの65%以上も消費する。
脳の成長は5歳頃までに成人サイズの90%に達する。
脳の成長は大事だ。
だからこの間には子供も親もエネルギー切れなど起こしたら大変だ。
それゆえコドモ期早期には、何事が起きようともエネルギー切れは防がなくてはならない。
このためにエネルギーを貯蔵する体質になったらしい。
ヒトは賢くなった代償にダイエットに苦しまなくてはならなくなったのだろうか?
まるでランス・アームストロングのようだ。
霊長類の体脂肪率のデータは少ないがチンパンジーでも10%が平均的で、人の体脂肪率15~25%というのは、かなり高いほうらしい。
脂肪の付き方も人とは異なり、皮下脂肪も内臓脂肪も無く、脂肪があるのは動脈・静脈の周り、大腿・腕の太い神経・血管が走っている周りなど大事な箇所の保護が主な用途。
サルは摂取したエネルギーを備蓄にまわさない。
ダイエットいらずの体質で、ちょっと油断するとブクブクになるヒトとは大違い。
うらやましい。
他の動物もおおむねそうであり、ヒトの体脂肪率の高さは突出している。
なぜか?
本によるとヒトの脳の大きさと関係があるらしい。
ヒトの体に対する脳の大きさの比率はとても大きい。
体重がヒトと同じくらいのオランウータンの脳は375ccに対してヒトは1350cc。
そして脳は非常に大食い。
成人では脳の重量は体重の2.5%しかないのに全消費エネルギーの20~25%を脳が使っている。
さらに新生児のときは全消費エネルギーの65%以上も消費する。
脳の成長は5歳頃までに成人サイズの90%に達する。
脳の成長は大事だ。
だからこの間には子供も親もエネルギー切れなど起こしたら大変だ。
それゆえコドモ期早期には、何事が起きようともエネルギー切れは防がなくてはならない。
このためにエネルギーを貯蔵する体質になったらしい。
ヒトは賢くなった代償にダイエットに苦しまなくてはならなくなったのだろうか?