ヴェルヌの「八十日間世界一周」に挑む 4万5千キロを競ったふたりの女性記者
マシュー・グッドマン著
ヴェルヌの本がでてから16年後の1889年...
実際に世界一周をするのに何日かかるのか?
をライバル関係にあるニューヨークの2つの新聞社の20代のお姉さん記者2人が社運をかけて戦います♪
アメリカ北部出身のおきゃんな下町娘ネリー・ブライは東周りで
南部出身の英国貴族の末裔の美貌のお嬢様エリザベス・ビズランドは西周りで...
もう このシチュエーションだけでも ガラスの仮面的で 萌えます。
さらに!
アメリカ横断鉄道やスエズ運河ができたばかりの19世紀末
まだ世界各国がオリジナリティに溢れてて
世界中にマクドがある今では もうけっして味わえない至高の世界旅行♪
紀行文としても 実にすばらしいです。
また
彼女達は日本にも寄ってます。
「我アルカディアに在りき...わたしは妖精の国にきたんですね...」
横浜や村里の美しさや、人々の穏やかさを二人ともすごく気に入ってくれたようです。
他にもこんな本を読みました。
スワンプランディア!
カレン・ラッセル著
南フロリダの湖沼地帯。マングローブ林の中の家族経営のワニ園“スワンプランディア!”は、開園以来の危機を迎えていた…2012年度ピュリッツァー賞小説部門最終候補作!!(「BOOK」データベースより)
作者さん♪
ちょっと好きなタイプ...
アメリカなのに、まるでアマゾン奥地みたいな僻地で
家族経営の弱小テーマパークの復活に頑張る子供たちが健気です。
あと 世界遺産エバーグレーズのあまりにステキにDEEPな自然感♪
この地にはスカンクエイプっていうビッグフット的なUMAもいますし♪
大戦前夜のベーブ・ルース
ロバート・K・フィッツ著
昭和9年、国際連盟も脱退し孤立を深める日本に、戦争回避へ一縷の望みを託した大リーグ親善選抜チームが来日した…。正力松太郎の思惑、ベーブ・ルースらの活躍、極右テロリストの暗躍、沢村栄治の悲運などを重ね合わせて激動の時代を活写した力作ノンフィクション!(「BOOK」データベースより)
ベーブルースさんが日本に来たのは知ってましたが 2.26の2年前なんては意外でした。
あの激動の時代に...
本書を読んで一番感じたのは ベーブ・ルースさんって
豪雨の中でもお客さんがいたら、ちゃんと試合したり
ちょっと難しいけど イイ人ですね♪
ビッグデータの正体
情報の産業革命が世界のすべてを変える
ビクター・マイヤー・ショーンベルガー著
統計学が最強になる時代、我々の未来の生活、仕事、意識、すべてが「ビッグデータ」によって大きく変わる。(「BOOK」データベースより)
アマゾン、グーグル、アップルのビッグデータ争奪戦が
すごくリアルで怖いんですけど...
プライバシーって、けっこう軽い...
なんて 本でした。
クラウドからAIへ
アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場
小林雅一著
しゃべるスマホ、自動運転車、ビッグデータの解析—。共通するキーテクノロジーは、AI=人工知能。人間が機械に合わせる時代から、機械が人間に合わせる時代への移行は、ビジネスにどのようなインパクトを与えるのか?クラウド以上の変化を生む、AIの未来を読み解く。(「BOOK」データベースより)
AIの難しさはハードの技術的な問題ではなく...
人間って 何考えて生きているの?
な 点であるのが なんか面白い♪