Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

もえいぬ 正しいオタクになるために

2012-11-15 22:23:32 | 

書名   :もえいぬ                                                             
副書名  :正しいオタクになるために                                             
著者名  :嶽本野ばら/著                                                        
要旨(BOOK):我、堕天の王、太宰治の妹なり。乙女のカリスマによる超現実主義的オタク入門。                                                                 

 

あの!

深田恭子様がロリータファッションで大活躍する「下妻物語」の原作者が...

どんどんオタク化していくドキュメンタリー本です ♪

 

たぶん

多くの大人な方々は オタク なんて モテナイ現実逃避男 だと思ってると思いますが...

たしかに

第2世代オタクまでは そんな感じがありましたが...

もはや第4世代まで進化してきた今日この頃 そんなオタクはもはやシーラカンス的で

極度に洗練され、かつ非常に強烈な感染力を持ってます ♪

昨日まで オタク を嫌悪してきた方々が 突然 大きなお友達 に変貌する...

そんな

バイオハザード的な おぞましくも美しい世界 に わが国は変貌しつつあります ♪

 

著者によると...

旧来のエロスの概念が新しいエロスへと進化することによってもたらされる集団的無意識の変容が、今、まさに人類の意識、はたまた身体を新しい次元に押しやろうとしている事実である。所有することが富であり力であったこれまで延々と続いた歴史の価値観を無意味にし、すべてのものはあまねく平等にならざるを得ない。---これが”萌え”から学んだ根本原理である。

僕達のエロティシズムは、”萌え”によって個人に還元された。それt同時に、参加することによってしか触れる---垣間見ることが赦されなかった世界そのものも、公平に分け与えられ、ようやく僕達は権力の楔から解放される。”萌え”とは僕達に与えられた翼なのである。それはとどのつまり、翼君とロベルトの禁断の師弟愛である。どちらをタチにしようが、ネコにしようが、それは”萌える”者の自由である。

澪→ハルヒ→ミク とオタクの王道を突き進み もはや 人に有らざるもの に変態した 野ばらさんが実にすばらしい ♪

セバスチャンといって。「アルプスの少女ハイジ」に出てくるクララの家の執事を思い浮かべるヒトと、ファントムハイブ家に仕える「黒執事」のセバスチャン・ミカエリスを思い出す人との間で建設的な会話が成立するわけがない。

たしかに 過渡期の今は まだ エキス が注入されてないヒトがいますが...

もう3年もすれば この世はパラダイスと化しているでしょう ♪