書名 :黄昏の狙撃手 上下
著者名 :スティーヴン・ハンター/著 , 公手成幸/訳
原書名 :Night of thunder
要旨(BOOK):ボブの娘ニッキはニューヨークの大学を卒業後ヴァージニア州ブリストルの新 聞社に就職し記者として活躍していた。ある日の夕刻、地元に蔓延しつつある覚醒剤汚染の取材を終え車で帰路についていた道中、山道で彼女の車は正体不明の車に体当たり攻撃を受けた。攻撃を2度まではかわしたが、3度目はたまらず彼女は車もろとも森のなかへ突っ込んでしまった。ニッキが昏睡状態で入 院中との一報を受けたボブは急遽現地へ飛ぶ。そこで、彼を待ち受けていたものは…。ボブの新たな闘いが始まる。
ベトナム戦伝説の狙撃手 ボブ・リー・スワガー を主人公にしたシリーズの邦訳最新作♪
現在本作含めて6作ありますが、邦訳本は全部読んでます♪
- Point of Impact (1993) -『極大射程』(1998)
- Black Light (1996) -『ブラックライト』(1998)
- Time to Hunt (1998) -『 狩りのとき』(1999)
- 47th Samurai (2007) -『四十七人目の男』(2008)
- Night of thunder-黄昏の狙撃手
- I,sniper
1作目の極大射程は映画化♪
このシリーズのよいところはなんといってもディテールの細かさ。
長距離射撃に関するマニアックな記述が実にすばらしい。
全作読むと、あなたもゴルゴ13になれるかも♪
あまり感心できることではないですが...
男の子はやっぱり鉄砲関係が、ちょっと気になります...
特に鉄砲の究極ともいえる狙撃銃は、その精度、ルックス、希少性などなど 全ての点でほかの鉄砲の上をいきます。
本作でもかなりマニアックなのがでてきます♪
こんなの♪
でも
本作で一番に目立っているのは鉄砲ではなく...
V8 HEMIエンジンを搭載した マッスルカー Dodge Charger !
400馬力超えの、これが作中の要所要所で縦横無尽に走り回り、実にエキサイティング!
舞台もBristol Motor Speedway で開催されるNASCAR Sprint Cup Series !
全長1マイルの外観だけ市販車のモンスター・ストックカーでオーバルコースを500周する、いかにもアメリカンなモータースポーツ♪
オーバルコースは日本ではあまり人気ないですが、サイドバイサイドの乱戦は迫力あります!
アメリカンの大排気量V8エンジンはハーレのVツイン・エンジンとフィールが似ていると聞いたことがあります。
一度 乗ってみたいなぁ♪
車好き、鉄砲好きの男の子に、激しくお勧めします♪