女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

忍び寄る老い。

2018-02-23 22:57:37 | 老化現象・老後準備

友だちのYちゃんから、

インフルエンザから肺炎になったとLINEがありました。

びっくりして別の友だちKちゃんに電話をして、

「ねぇ、ねえ、Yちゃんインフルエンザの後肺炎になったんだって。

でもさ、肺炎って年寄りの病気でしょ?」

「もう私たちは60過ぎだよ」

「えっ、60過ぎると年寄りなの?」

Kちゃんは介護職の経験があり、わたしよりも老人の知識はあります。


父が生きているころ、誤嚥性肺炎をとても気にしていました。

それは認知症になってからも続き、

食事のたびに気を付けて飲み込んでいました。


「右から飲み込んでいかないと、気道に入ったらたいへんだ」

と、いつもしつこいくらい繰り返していました。

「でもお父さん、そんなにうつむいていたら、かえって気道が狭くなるよ」

とわたしが言うと、

「いやね、こうやって右から食べ物を入れてね・・・」

顔を傾けて力説する認知症の父。


しかし、その力説もむなしく父は肺炎になりました。

ある日、ダイニングテーブルの下にうずくまり動けなくなり、

病院へ連れて行くと肺炎と診断されました。

幸い軽度の肺炎でしたので、1週間ほどの安静で完治しました。

 

わたしはテーブルの下にうずくまるなんて、

認知症の悪化かと思っていましたが、 

当時やっていた父の介護ブログのコメント欄で、 

【それって肺炎かもしれませんよ。受診してください】 

と教えてくださる方がいて病院へ連れて行くことができました。


わたし、ここ半年ぐらい前から、

喉に物がつっかえるような感じになることが多くなりました。

それもパサパサし食物ではなく、

水や自分の唾液にむせるようになりました。

これってなに?老化現象?


そういえばこの間テレビで、

誤嚥防止の喉の筋肉を鍛える運動を紹介していました。

喉ぼとけを意識しながら、ゆっくりと唾を飲み込む。

これを毎日2,3回行えば喉の筋肉の強化になり、

誤嚥を防ぐことができるそうです。


若いころだってよく喉に物が詰まり、

窒息するのではないかと思うくらい、苦しかったことは何度もありました。

でも、誤嚥はせずに肺炎にもならなりませんでした。

それは若く健康な喉の筋肉が、気管に入った物を排出できたから。

今、その若かった喉の筋肉に老化が忍び寄っているのです。


この記事を書く前にも誤嚥についてネットで調べてみました。

高齢者ではむせたり、咳き込むことのない誤嚥も多く、

風邪のような症状が続く、誤嚥性肺炎になる場合も多いらしいのです。


父の場合もむせたり、咳き込んだりはしていませんでしたから、

きっと高齢者に多いタイプの誤嚥性肺炎だったのかもしれません。

知らない間に肺炎になっていた・・・、

なんてことにならないように、

今から喉の筋肉を鍛えておくのは必要なことかもしれません。 

 

 

 


メリハリのある生活。

2018-02-22 22:06:02 | 日記

今の仕事を始める前は、毎日が日曜日でした。

たくさん時間があるのに、あっという間に終わる1日。

そしてあっという間の1週間、1ヶ月。

毎日が同じ日、同じ1週間、同じ1ヶ月。

なんだかとっても退屈でした。

 

仕事に行きだしてから、

お休みの土日がとても楽しみになりました。

土曜はこれをして、日曜はあれ・・・などと、

スケジュールを立てています。

OL時代は休みは当たり前と思っていて、

ありがたさは何も感じていませんでした。

今はとてもありがたく思っています。

仕事をさせていただいて、お給料をいただいて、お休みもいただく。

ありがたや、ありがたやでございます。

 

いろいろな人がいて、

いろいろなことが起こる職場でも、

わたしと社会とが繋がっている実感があり、

自分自身を律することができる大切な場所です。

仕事が終わり電車に乗り、買い物をして家に帰る。

家のドアを開けると、2匹の犬たちの激しい出迎え。

会社を出てから1枚1枚殻を脱いで、

最後は裸のわたしになります。

 

OL時代は仕事がもっと忙しく責任もありましたから、

今のようにお気楽に仕事はできませんでした。

家に帰っても仕事や人間関係が頭から離れず、

眠れない夜もありました。

今感じているちょうどいいメリハリ感はありませんでした。

じゃあ、今の仕事がなくなったらどうしよう・・・。

わたしのメリハリはどうなっちゃうの?


長い間石橋を叩いてばかりの女が今やっと、

ゆったりできるようになりました。

そう、その時考えましょう。

それも人生のメリハリ。



 


些細なことで怒る人。

2018-02-21 21:40:28 | 日記

今日の職場の昼礼前、

パートさんが座っているテーブルで事件がありました。


「Iさん、ちょっと」

「なあに?」

「わたしのこと、いろんな人に言うなら直接言ってよ」

「だってさ、Nさんぶつかったときに謝らなかったじゃない!」

「ごめんって言ったじゃない」

「あら、そう、わたしは聞こえなかった」

「わたしは謝ったし、一緒に働いてる仲間なんだからお互い様でしょ」

「相当きつくぶつかったのよ!」

そしてシーンとして気まずい雰囲気。


昼礼後、パートさんたちは自分の仕事場へ散っていきました。

するとIさん、事務所の責任者へ早速報告。

憂さを晴らすため言いつけているように見えました。


Iさんは私が入社以来、いろいろとアドバイスしてくれていました。

でも、何の役にも立たないものばかり。

そして急にわたしの制服の襟を直したり、

わたしの下着やズボンからはみ出した肉を、突然指で突っついたり、

ロッカーで着替え中にわたしの後ろに座り、

「〇〇さん、それってスパッツ?どうやって履くの?」(Iさん)

「えっ・・・」(わたし)


そんなことが続いてIさんにうんざりしていました。

そしてオリンピックの開会式の日のロッカー。

「ねえ、ねえ、メダルどうした?」(Iさん)

「えっ?」(わたし)

「ほら、ほら、オリンピック!」(Iさん)

「あ~、種目は何ですか?」(わたし)

「モーグルよ、ネットで見てないの?」(Iさん)

「見てません!」(わたし)

「冷たい言い方!」(Iさん)

「冷たいも何も、見てないですから!」(わたし)

その後Iさんに言い返したわたしがどんなに非常識かを、

いろいろな人に触れ回っていたそうです。


Iさんはいろんな人に毒づいているそうです。

でも、どうしてなのでしょうか?

小さなことで腹を立て、その怒りの毒をまき散らす。

気分がいいんでしょうか。

やり負かした達成感でしょうか。

相手の立場や気持ちがわからないので、

自分の気持ちだけを優先してしまうのでしょうね。


でもね、Iさん、そのままでいいんですか。

残りの人生を些細なことで怒って暮らしていくんですか。

その分笑って暮らしたら楽しいですよ。

今更だけど・・・。

 

きょうのIさんを見て、やっぱり思いました。

かわいく歳とろーよ。





いつから年寄りになるのか?

2018-02-20 21:40:42 | 老化現象・老後準備

いつから年寄りになるのでしょうか。

事務の仕事に就けなくなったときから?

足腰が重くなったと感じたときから?

人の名前を思い出せなかったときから?

何回も同じ話をしたときから?

電車で席を譲られたときから?

朝早く目が覚めるようになったときから?

字を読むのがめんどくさくなったときから?

顔の輪郭が下に垂れ下がってきたときから?


ついこの間まで年配者の人たちを、

ひとくくりにお年寄りって思っていました。

でも今はその逆、

いくら白髪を染めても、思い切り猫背を直しても、

自分の心と体はわかっています。

もう中年時代は越したこと・・・。


じゃあ、どうするの?

「はい、はい、わたしはおばあちゃんです」って開き直る?

それもまだ実感がないのです。

じゃあ、じゃあ、どうするの?

・・・

いいおばあちゃんになるために、

少しずつ予行練習をしたいと思います。


わたしはずっと独身で、

他人や社会との繋がりや関係が、

20代のままでずっと来てしまいました。

しかし、会社を辞めて、父親の介護をして、

老いていく父を見ながら、

歳をとってひとりで生活していくことの難しさや、

想像していた老後の生活が、

ずいぶん違っていることに気が付きました。


自己主張の強すぎる年寄りや、

意地悪を楽しみにする年寄りにはなりたくありません。

心には青春のかけらを持ちながら、

でも、少しずつ、

たくさんの人に助けてもらう生活を、

頭に描けるように、頭も心も柔らかく暮らしていこう。

今できることを大切にしながら・・・。





少し痩せました。

2018-02-19 21:31:42 | 健康・体調

仕事を始めて1ヶ月が過ぎました。

仕事内容は難しくありませんが、力仕事なので結構疲れます。

そして、なんと、2㎏痩せたのです!!!

ジムに7ヶ月も通ったのに全く成果がなかったのに、

仕事を始めてから2週間ぐらいから痩せ始めました。

じゃあ、今通っているジムってどうなのかしら?


友人たちは普通のスポーツクラブへ通っています。

「今日はヨガでリラックスした」とか、

「プールでまったり、気持ちよかった」など、

そんな話をうらやましく聞いていました。

わたしにはそんな余裕はないのだ・・・、

今の安いジムでいいのだ・・・と。


でも、わずかだけどお給料が入ったことで、

普通のジムに通い、仕事の疲れを取ってから、

家に帰りたいと思うようになりました。

おととい、総合のスポーツジムへ入会してきました。

ちょうどキャンペーン中で、

入会金は無し、最初の2ヶ月は会費が¥2,018でした。


そこはふたつ隣のターミナル駅にあって、

仕事帰りに寄ることもでき、

土日にも通うのも近くて便利です。

 

まだ10年は元気に動き回っていたい、

ハイキングや旅行で使う脚力が衰えないようにしたいのです。

来月から通い始めます。

とりあえず、腰痛改善に取り組みたいと思います。