女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

記憶は埋もれてしまうのか?

2018-02-26 22:33:59 | 老化現象・老後準備

きのう友人のKちゃんから電話がありました。

「ねぇ、去年Mちゃんの家に行ったのって、

いつだっけ? 手帳に書いてないんだよね」(Kちゃん)

「ちょっと待って、わたしのスケジュール帳見てみるから・・・。

あれ? 私のにも書いてないよ」(わたし)

「去年は行かなかったんだっけ?」(Kちゃん)

「いや、行ったよ。リフォーム後の家を見たじゃないの」(わたし)


毎年3月にMちゃんが鴨鍋の会を開いてくれています。

でも、去年はお家を全面リフォームをしたので、

3月ではなく4月にしていたのです。

60過ぎた女ふたりが、

そのことを思い出すまでにしばらく時間がかかりました。

 

ここ数年、

いろんな出来事が去年の事だったのか、

一昨年の事だったのか、はたまた5年前の事だったのか、

ほとんど思い出せなくなりました。

独身で毎年同じようなことを繰り返して暮らしていますから、

思い出すきっかけがありません。


会社を辞めた5年前から、

スケジュール帳にいろいろ書くことにしました。

他の人なら普通にやっていたことでしょうが、

とにかくズボラなわたしは、

手帳を使うのは最初の1ヶ月だけ、

あとは白紙の11ヶ月。

でも、思い出せないことが多すぎて、

いずれ困ったことになる前にと、

スケジュール帳を真剣に活用するようになりました。


先日亡くなった友人のお母様のお香典を送ろうと、

不祝儀袋や現金を準備しました。

友人関係には5,000円と決めていましたが、

あれっ?父が亡くなったとき、

友だちとお母様から別々にいただいたような気がして、

そのときのページを開いてみました。

別々に5,000円のお線香をいただいた記録あり。

あわてて袋に入れるお札を10,000円に変えました。

 

完全に忘れてはいないのですが、思い出せないんです。

でも、ちょっとしたヒントやきっかけがあれば思い出せる。

今わたしが生きていくのに、

とっても頼りにしているスケジュール帳です。