女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

知り合いへの遠慮。

2018-09-13 22:57:52 | 老化現象・老後準備

きのうのブログでも書きましたが、

父の相続税の申告を知り合いの税理士さんに頼みました。

昔からの知り合いでしたので、

今後の付き合いを考えて、相手のミスを追及できませんでした。

いつもは他人に厳しいのに、その点はからきしダメです。


父が認知症になったとき、

毎朝犬の散歩で会う犬友さんが言いました。

「わたしがやってあげようか?」

その犬友さんはケアマネージャー、すぐにお願いしました。

父とも顔見知りでしたので、父も犬友さんになじみました。

父の認知症は日々進んでいきました。

ある朝、父の介護パンツを下ろすと、大がたっぷり。

「あっ、お父さん動かないで!」

と言うと、父はその介護パンツの上で足踏みを始めました。

「お父さん!やめて!!」

でも、父の足踏みは続きました。もう、ぐちゃぐちゃ!

「やめて!!」

 

そのことはとてもショックで悲しかった・・・。

次の日、犬の散歩でケアマネさんに会ったので、

きのうの出来事をとても悲しかったと話しました。

「病気だからしょうがないよね」

その言葉を聞いたわたしは、さらに悲しくなりました。

病気なのは分かっています。

犬友さん、あなたは父を担当するケアマネさんでしょ?

それなのに、通りすがりの人みたいな言葉・・・。

わたしはただ、そうねとつぶやきました。


父の症状はさらにひどくなり、

わたし1人の介護は無理と思いました。

認知症の人が入るグループハウスを探そうと、

ケアマネさんに相談しました。

でも、施設には入れずに、

ショートステイで乗り切ったら、と言われました。

その後も3度ほど、グループハウスを紹介してほしいと頼みましたが、

そのたびにショートステイを繰り返した方がいいとの返事。

ケアマネさんの返事を待っていてもらちが明かず、

自分でいくつかの施設を見て回りました。

 

プロに仕事を依頼するとき、

わたしは知り合いに頼ることばかりでした。

 ケアマネさんも知り合い、毎日会うご近所さん。

 わたしの意見をはっきり言うことができませんでした。

でも、なにかトラブルがあったとき、

知り合いではないほうが、ビジネスライクに進むと思います。

わたしの場合はとくに。

今までの経験を無駄にしないよう、

これから何かあったときは、知り合いではないプロに依頼し、

こちらの要求ははっきり伝えようと思います。