女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

ジャバ・ザ・ハットvsベティちゃん。

2018-09-20 23:04:49 | 日記

きょう職場のロッカー室へ入るなりIさんが言いました。

「ねえ、ウエストが細くなったんじゃない?」

「ここに入ってから痩せましたからじゃないですか」

「そうだよね。股割りはできる?」

「えっ~? 股割りですか? できないですよ」

「あっ、股づれだった。できる?」

「股づれもできません」

「あっ、そう」

そう言うとIさんはロッカー室を出ていきました。


わたしは、おかしくて、おかしくて、誰かに話したくて、

Aさんとふたりになるとすぐにそのことを話しました。

Aさんは大笑いしながら、

「こんなに笑わせてくれる人ってほかにいないよね」

「ホント、おかしくって、おかしくって、言いたくてしょうがなかった」

「でも、話がすぐに変わるから、真剣に聞いてちゃダメ」

「えっ~、わたしはいつも真剣に聞いてた」

「ダメ、ダメ、スルーしなきゃ」


そうなんです。

Iさんの話は内容がどんどん変わります。

次から次へと内容が変わるので、会話が続きません。

きょうもそのパターンかと思っていたら、

股割りじゃなくて股づれ、

な~んだ、痩せた話と繋がってるじゃないの。


Iさんは、口を開けば同僚や社員さんの悪口、

気に入らないことがあると、すぐに所属長に言いつけます。

だから他のパートさんは、ほとんどが無視。

でも、全然めげずに、誰にでも話しかけます。

とくに知的障害の人たちには、

いつも、いつも、話しかけています。

彼らが、困ったり、ミスしたりしているときは、

冗談を言ったり、励ましたり、元気づけたりしています。


Iさんは、やさしい所もあるんです。

悪口を言っているときは、

スターウォーズの悪役のジャバ・ザ・ハットに見えるけど、

冗談を言ってるときは、

キュートなベティちゃんに見えます。

わたし、ベティちゃん好きですよ。

だから、ずっとベティちゃんでいてほしいな~。