きょう仕事帰りの電車で、
スポクラの荷物を抱えたわたしは優先席に座りました。
わたしの隣は20代の女性、その隣は70代の女性、
向かいの席、わたしの前は60代男性、
その隣とまた隣の隣に70代の女性が座っていました。
次の駅で70歳ぐらいの男性が乗ってきました。
大柄ですが足が悪いようで、ヨタヨタと歩いて、
向かいの70代の女性の横に座ろうとしましたが、
その女性の荷物が置いてありましたので、
大柄な男性はその隣に座ろうとしました。
でも、隣の男性は左足を右膝の上に乗せて、
大きく足を広げていました。
大柄男性は仕方がなさげに、身をかがめながらそこに座りました。
わたしがずっと見ているのを感じないのか、
感じないふりをしているのか、
隣の大柄男性が窮屈そうなことなどお構いなしに、
大きく足を広げた男性は足を閉じることはしません。
大柄男性は横のポールをつかんで、横の男性に寄り掛からないように、
気を使っているように見えました。
向かいの女性は大きくない荷物を隣の席に置いたまま、
向かいの男性は足を大きく広げたまま、
自分のことさえよければ人のことはどうでもいいのかなぁ。
女性は小さな荷物を膝に乗せて、
男性は右足を下ろす、
そんな簡単なことができないのでしょうか。
いやいや、
それよりわたしが席を譲ればよかったのか。
わたしを含め、いい歳をした大人たちです。
とても気分が悪かった・・・。
でも、たった3駅の間、
優先席の意味を深く感じた時間でした。