うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
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トリアージ

2007年05月01日 | ボランティア 
トリアージと災害医療を取り違えている人がいる。

「災害医療(さいがいいりょう)は、大規模災害(地震、火災、津波など)等により、地域の医療能力を上回るほど多数の死傷者が発生した時の医療体制、及び避難場所の準備、食料支援の確保、PTSDのケア、ボランティアの組織、医療看護チームの連携などのすべてを包括して言われるものである。
「トリアージ」は、救急救命の優先順位をつけること
傷病者多数の場合は、できる限り多くの人命を救助するため、救命の見込みがない傷病者を切り捨てざるを得ない(見殺しにする)という側面がある。しかし、生存者を最大限にするにはやむを得ないという前提でトリアージは存在する。また、苦痛を訴える体力のない重傷者より軽傷者の方が訴え自体は激しいため、重傷度の迅速な判定が重要となる。また、死亡診断の出来ない救急救命士にはトリアージで「黒」を付にくい等の問題がある。」〈ウィキベディアより〉

トリアージとは救命の可能性が非常に低い者よりも、可能性の高い者から順に救護、搬送、治療にあたるべきであるという考え方です。

黒(Black Tag)カテゴリー0
死亡、もしくは現状では救命不可能とされるもの。
赤(Red Tag)カテゴリーI
生命に関わる重篤な状態で、救命の可能性があるもの。
黄(Yellow Tag)カテゴリーII
生命に関わる重篤な状態ではないが、搬送が必要なもの。
緑(Green Tag)カテゴリーIII
救急での搬送の必要がない軽症なもの。
搬送や救命処置の優先順位はI→II→III→0となる。

災害医療とは大災害発生時における医療全般のことであり、トリアージは災害現場において救命の必要性の高さを現場の医師が判定し、救護・搬送の序列をつけることです。