
グリーン・デイのニューアルバム、『21st Century Breakdown』を聴く。アルバム全体は二人の若者を主人公にした3部構成のストーリー仕立てになっている。70年代後半にロンドンで生まれたパンクムーブメントとは一線を画し、暴力的かつ退廃的なにおいが全くしない。ポップでメロディアス、全篇肯定的な雰囲気が漂う(歌詞はそうでもないらしいが)。20年前なら「こんなアマいの、パンクじゃねえ!」と一刀両断していただろうが、なんとなく「こういうのもエエやん」と思えてしまうすっかり年老いた(いやいや「人間的に丸みを帯びた」と言っておこうか・・・)自分に少し寂しくなってしまう!?
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