ポール・サイモンの5年振りのオリジナル・アルバム。80年代後半『グレイスランド』あたりからは、フォーク・ロックに留まらず、ジャズやクラシック、果ては民族音楽など、多様な音を取り入れ、常にオリジナルな世界を作ってきたが、本作では一気に時代をさかのぼり、ギターサウンドをメインとした音作りを行っている。メロディーやボーカルが前面に出ており、原点に戻ったような雰囲気がある。ポールのソロとしては、個人的にはトップクラスの名盤だと思う。
それにしても、アルバムを出す度に何かしらの変化を感じさせる“おんとし69歳”。同じポールでもマッカートニーよりも(ついでに道上さんよりも)さらに1歳上。その才能と創作意欲には脱帽するばかりである。
ただジャケットデザインがイマイチなんだよなあ・・・。
それにしても、アルバムを出す度に何かしらの変化を感じさせる“おんとし69歳”。同じポールでもマッカートニーよりも(ついでに道上さんよりも)さらに1歳上。その才能と創作意欲には脱帽するばかりである。
ただジャケットデザインがイマイチなんだよなあ・・・。