毎週欠かさず見ている「龍馬伝」も終盤に差し掛かっている。何話か前から最後に「龍馬暗殺まであとどれくらい」と最終話へ含みを持たせるナレーションで締めるようになっている。
脚本家によると暗殺シーンでは黒幕と実行犯が分かるように描かれているらしいが、一体誰なんだろう?一般的には、幕府側の京都守護職の指示で配下の京都見廻組が手を下したと言われている。しかしながら現在でも、「いろは丸事件」で多額の賠償金を支払わされた紀州藩という説もあれば、龍馬が仕掛けた大政奉還により当初目論んでいた武力倒幕ができなくなってしまった薩摩藩という説もある。あるいは、いくら思い慕ってもいっこうに自分の方を振り向いてくれない龍馬に、千葉佐那がついにキレて襲ったという私の弟の説もある。
ドラマの中でも海援隊との談判に敗れ、精一杯平静を装っているが内心は腸が煮えくり返っているであろう紀州藩勘定奉行の茂田一次郎(中尾彬)の表情や、大政奉還へ向けて奔走する龍馬に「目障りな男でゴワす」と無表情に呟く大久保“利ミッチー”(及川光博)の不気味さから、「もしかして犯人は彼ら?」と勘繰ってしまう。
いずれにせよあと3話。後年の岩崎弥太郎の回想録という設定で描かれている「龍馬伝」。初回冒頭「龍馬はわしがこの世で一番嫌いな男」という台詞で始まった。その弥太郎が最後、坂本龍馬について何を語るのか、その辺りも注目している。
脚本家によると暗殺シーンでは黒幕と実行犯が分かるように描かれているらしいが、一体誰なんだろう?一般的には、幕府側の京都守護職の指示で配下の京都見廻組が手を下したと言われている。しかしながら現在でも、「いろは丸事件」で多額の賠償金を支払わされた紀州藩という説もあれば、龍馬が仕掛けた大政奉還により当初目論んでいた武力倒幕ができなくなってしまった薩摩藩という説もある。あるいは、いくら思い慕ってもいっこうに自分の方を振り向いてくれない龍馬に、千葉佐那がついにキレて襲ったという私の弟の説もある。
ドラマの中でも海援隊との談判に敗れ、精一杯平静を装っているが内心は腸が煮えくり返っているであろう紀州藩勘定奉行の茂田一次郎(中尾彬)の表情や、大政奉還へ向けて奔走する龍馬に「目障りな男でゴワす」と無表情に呟く大久保“利ミッチー”(及川光博)の不気味さから、「もしかして犯人は彼ら?」と勘繰ってしまう。
いずれにせよあと3話。後年の岩崎弥太郎の回想録という設定で描かれている「龍馬伝」。初回冒頭「龍馬はわしがこの世で一番嫌いな男」という台詞で始まった。その弥太郎が最後、坂本龍馬について何を語るのか、その辺りも注目している。