『大相撲の経済学』(中島隆信著、ちくま文庫)を読む。
大相撲の世界を、経済学の視点から書いた本。
日本相撲協会=会社、企業
力士=社員
番付=人事
相撲部屋=人材育成制度
年寄株=年金証書
外国人力士=規制緩和、グローバル化
茶屋=マーケティング戦略
と少々強引だが、学者らしくアカデミックに?解説している。
日本とモンゴルのGDPの格差は約60倍。仮に朝青龍が日本で年間3億円稼ぐとすると、モンゴルでは180億円相当の価値なわけ。この潤沢な資金で祖国では親族が営む会社が、せっせと国内他企業をM&Aをしているらしい。
要は日本で「品格」など身に付けている暇はないのである。
筆者の中島氏は、従来の経済学ではなかなか扱われない事象を経済学で読み解くという研究をしている。『お寺の経済学』、『障害者の経済学』、『オバサンの経済学』等々。興味の網のかけ方が幅広い。何かまた次読もう。
大相撲の世界を、経済学の視点から書いた本。
日本相撲協会=会社、企業
力士=社員
番付=人事
相撲部屋=人材育成制度
年寄株=年金証書
外国人力士=規制緩和、グローバル化
茶屋=マーケティング戦略
と少々強引だが、学者らしくアカデミックに?解説している。
日本とモンゴルのGDPの格差は約60倍。仮に朝青龍が日本で年間3億円稼ぐとすると、モンゴルでは180億円相当の価値なわけ。この潤沢な資金で祖国では親族が営む会社が、せっせと国内他企業をM&Aをしているらしい。
要は日本で「品格」など身に付けている暇はないのである。
筆者の中島氏は、従来の経済学ではなかなか扱われない事象を経済学で読み解くという研究をしている。『お寺の経済学』、『障害者の経済学』、『オバサンの経済学』等々。興味の網のかけ方が幅広い。何かまた次読もう。