NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

暮れゆく剱沢

2014年10月10日 | 日記

暮れゆく剱沢
早めに夕食とし、登山計画書に挟んでいた地上天気図、高層天気図をざっと眺め、天候を確認します。

ちなみに、先週の台風(18号)と、今週の台風(19号)は九州付近で東へ変針する度合いが随分と違う(18号は鋭く、19号は緩い)のですが、高層天気図を読み取るとその理由は明瞭に示されています。随分と偏西風の中心が北へ上がっており、台風を東へ押し流す風が南九州付近では弱い状態。

剱沢で眺めた気象予報資料から読み取った情報は、山頂付近は気温6~8℃(推定値)、風は弱く、空気は乾燥・・・絶好の登山日和。

2時間ほど寝て、剱岳の真上に現れる北極星を中心に回る北天の星空を撮影します。

Canon New F-1 + NFD 28mm F2.8 (RDPⅢ)

剱沢到着

2014年10月10日 | 日記

剱沢到着
前日の昼に鹿児島を出発して、2人で交代で車を運転し、富山へ。室堂に入ってから4時間重いザックを担いで剱沢まで。

ここに着いてまずしたことは昼寝。テントの中に心地よい秋風が入り、しばし熟睡でした。

Canon New F-1 + NFD 28mm F2.8 (RDPⅢ)

山旅カメラ Canon New F-1

2014年10月10日 | 日記


山旅カメラ Canon New F-1
去年はNikon New FM2/T とFUJI GS645と、35ミリと中判カメラの2種類持っていきましたが、今年の立山・剱岳の旅は、Canon New-F-1のみを。(アクションカムも用いたが。)

これを持って山を歩いていると、よく声をかけられます。まだ現役なのか!というのが驚きのようで。フィルムがメインの私は普通に使っているのですが。30年以上現役ですが、むしろ新しいほうです。

今回の立山では、中判のフィルムは何人か見ました。PENTAX 67を持って歩いている人も!!重いだろうな。自分も去年はバリエーションルートに中判カメラだったが、軽いカメラだ。

Canon New F-1はシャッターの高速側を機械制御、低速側を電子制御とし、当時はまだ電子制御には不安があったのでしょう。おかげで電池が切れても写真は撮り続けることができます。B(バルブ)も機械制御なので、剱沢でいつも撮る北天の星の動きの長時間露出も気兼ねなく撮れます。

私のF-1は初期のもの。発売が1981年なので、1980年代前半のものでしょう。小学生のころ、天体写真のためにCanon FTbを使い始め、そのころのレンズもそのまま使えますし、自分が一番描写が好きなCanon FDレンズをずっと使っていくためにはF-1はとても大事なカメラ。

山では、たまにハーケンにセルフビレイかけて、ぶら下がってることも。

3日間の山行で使ったフィルムはわずかに4本でしたが、濃密な1枚1枚となりました。

立山の紅葉

2014年10月10日 | 日記

立山の紅葉
ちょうど紅葉のピークでした。雪に覆われる前の姿。

フィルムはナチュラルカラーのプロビア100F
自然の景色ならベルビアだが、ベルビアを使っていたら彩度が強すぎただろうというほど鮮やかな景色。

Canon New F-1 + NFD 28mm F2.8 (RDPⅢ)