賞のことは心の隅に
スピーチコンテストの時、「賞のことは考えないように」と出場する生徒さん達に伝えています。
スピーチコンテストは賞のために行っている訳ではありません。英語力を高めるため、人としての成長するためなどの目的があります。自分の出来る最高の発表をして、聞いている皆さんの心に響くスピーチをすることが出来れば目標の達成です。自分がどのくらい進歩したかを確かめる機会だと考えましょう。
確かに、良い結果が出れば誰でも嬉しいものです。物事を進めるにあたって、「良い結果が出ればいいな」と心の底で思うのは当然です。その気持ちが心の奥底にあることが、より努力をすることの原動力になっていると思います。
しかし、賞を取ることを考え過ぎること、スピーチの場合、妙に力が入ってしまって、固くなってしまったり、何か違和感を感じる発表になっていることがあります。
賞のことは心の隅にしまって、カギをかけておきましょう
過程が大切
どのような結果が出ようと、それをこれからどのように活かすかが大切です。ベストを尽くした上での結果であれば、それまでの努力は無駄にはベストを尽くした上での結果であれば、それまでの努力は無駄にはなっていません。
もしも最後まで結果が出なくても、その努力をした経験はきっと様々な部分で生かされくると思います。
なお、ここでいう結果というのは、スピーチコンテストで言えば、必ずしも入賞という意味ではありません。自分の出来る最高の発表をすることが出来たかどうか?という意味です。
これからどうするか?大切
かつて、スピーチコンテスト全国大会で入賞した生徒さん達にこんなことを伝えたことがあります。
「よくやったねでも、たとえ全国大会で入賞、さらには優勝しようとも、改善点はあるんだからね。“結果良ければそれで良し”ではないんだよ。」
今の結果はそれまでの自分の成果であって、結果が出た瞬間に過去のものとなります。これからも続くとは限りません。これからどうするか?が大切です。
結果が後から付いてきた
「一生懸命に取り組んでいたら、知らないうちに結果が後から付いてきた。」
私は、常にこれを心がけるようにしています。皆さんも、日頃からコツコツと努力を続けましょう
補足
英検についても、スピーチコンテストと同じ様なことを言うことが出来ます。以下のブログをご一読下さい。
2024年7月8日 MIZUNO Katsuya blog
「英検受験の目的は?」
https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/f6d0e4182b3b96ad484cf146f6a316bd