今年度の全国大会で、当教室の小6女子さんが優勝(最優秀賞)することが出来たのは、本当に素晴らしいことだと思います。そして、私が今考えているのは、次の3つです。
つめ。「全国大会に出場することは、簡単なことではない」
スピーチコンテスト全国大会に出場する度にこう思います。
全国に行くだけでも簡単なことではない。幸い、出場することが出来たとして、「全国のレベルは高い ましてや、そこで、入賞や優勝をするのは、非常に難しい」と、いつも心の底から思います。レベルが非常に高く、非常に微妙な差で、その結果が大きく分かれてしまうと思います。
つ目。「感謝する気持。」
教室大会の前から、出場する皆さんに繰り返し伝えていました。「与えられた機会に感謝する気持を忘れないで」
この感謝には、様々な意味が含まれていますが、全国大会ならば、なおさら大きな意味があります。
私の生徒は、1人ではありません。全国大会に向けて練習するにあたって、私は100名以上いる教室の皆さんのことが、頭から離れることはありませんでした。教室大会、中日本ブロック大会、全国大会と、進む毎に、人数が絞られて行きますが、進めば進むほど、それぞれの大会に参加する皆さんは、そこにはいない皆さんから、ある意味、時間を頂いているということが出来ます。その意味でも、「感謝する気持ちを忘れないで!」と繰り返し伝えてきたのです。
つ目。「結果は後から付いてくる。」
私は、練習の過程で、ブロック大会にしても全国大会にしても、今までどの生徒にも、「入賞または優勝を目指してがんばろう!」と言ったことは一度もありません。伝えていたのは、「賞のことは考えずに、自分が出来る最高の発表をすることを目指そう」ということです。どんな結果が出ても、その過程や内容が大切だと思います。(今回は、限られた時間内でやるだけのことはやりましたので、納得のいかない部分はありませんよ)
さて、今年のスピーチコンテストはこれで終わりました。スピコン全国大会は、全国のごく一部の教室の先生方や生徒さん達が集まる場所であり、指導をする先生も試されています。またあの場所に立つことが出来ればと思います。しかし、来年のことは分かりません。今、出来ることは、今日一日を大切に過ごして行くということです。
最後に、あの台詞を改めて記しておきます。"Good luck? Bad luck? Who knows? Only time will tell."(運がいいか運が悪いか、そんなことだれにもわかりゃしないよ。時がたてばわかることさ!)
<追伸>
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「スピーチコンテスト全国大会の感想」
http://stepworld-llnisshin.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/02/post_acb6.html
「生徒は先生の鏡です。」