もう今となっては心配はいらないでしょうが、以前は maneo は赤字であり、maneoが倒産した場合に、ボロワーからの返済やローン案件への出資金がどうなるのか心配していた時期がありました。
その時に役に立ったQ&Aを以下にメモとして残しておきます。
maneoの投資物件
【UBI株式会社第3弾】『白金エリア』マンション購入資金 不動産担保付ローンへの投資
でのQ&Aから。
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【質問】
現在UBI社のデフォルトリスクよりも
maneo社の倒産リスクを恐れていて、大きな投資を躊躇しています。
リスク説明には、maneo社が倒産した場合「お客様が預けたお金が返ってこないおそれがあります。」とあり、
更にレンダーからの催促は出来ないとも記述されています。
仮にmaneo社が倒産した場合、こちらのローンの返済は完全に止まってしまうのでしょうか?
また継続されるとして、その後の返済はどのように行われるのでしょうか?
ご回答の程よろしくお願いします。
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【回答】
ご質問対しては、UBI社とmaneo社から回答させていただきます。
【UBI社より】
UBI株式会社、代表取締役の竹内泰光です。
この度は、当社への投資をご検討いただき、ありがとうございます。
maneo社の倒産リスクについてですが、
本年の4月に当社グループの一員となりました。
maneo社は黒字化しましたが、同社の財務内容は、未だ磐石とまでは言い難い部分もあり、
ご懸念の件は他の多くのレンダー様も同様の危惧を持たれているのではないかと理解しております。
私どもUBI株式会社は、グループ化した以上、
多くのレンダー様に、当社として責任を負っていると考えています。
maneo社が多くのレンダー様に支えられて事業展開していることを十分に理解しており、
万が一、同社が倒産した場合の責任についても負わせて頂く覚悟でグループ化しております。
maneo社は、ボロワーとレンダーの、いわゆるマッチングビジネスに従事しておりますので、
そのような意味では、黒字化した限り、倒産のリスクは低いと言ってよろしいかと考えます。
下記、maneo社の回答文中にあります、万が一の際の破産費用につきましては、
そのようなことが起きた場合は、その費用につき当社が負担いたしたいと存じます。
UBI株式会社
代表取締役 竹内泰光
【maneo社より】
このたびは弊社案件への投資をご検討いただきまして、
誠にありがとうございます。
まずは弊社の倒産リスクに関して説明させていただきますと、
お陰様で、弊社は本年度に入りまして黒字経営に転換しました。
4月以降、ずっと黒字を継続しております。
従いまして、弊社の倒産リスクというのはかなり減少していると考えております。
次に、レンダー様による催促ができないというのは、
ボロワーに対する直接の取立行為はできないという意味であり、
maneoに対しては当然出資金の返還請求は可能です。
そして、弊社が倒産した場合にボロワーの返済がどうなるかと申しますと、
ボロワー自体の返済義務が消滅するわけではなく、ボロワーによる返済は行われます。
そして、弊社が蓄積した利益と返済された元利金を原資に、
各債権者(レンダー様もここに含まれます)への分配が行われます。
この分配割合や方法に関しては、破産管財人によって決定されますが、
弊社の場合、債務というのは(レンダー様からお預かりしている出資金以外は)、
人件費とオフィス家賃とサーバ費用および細かい経費支払くらいです。
これは、少なくとも現時点では今年度から蓄積できている利益の範囲で
支払い可能な水準です。
従いまして、あくまで現時点でのお話となりますが、
現時点で弊社が倒産した場合、返済された元利金から破産管財人への支払報酬を除いた額くらいが、
レンダー様へ分配可能な金額になるかと存じます。
以上がご回答となります。
maneo株式会社
妹尾 賢俊
(更新:2011/8/12 19:38)
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