宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

宮代台住民の生活道路町道683号線が簡易舗装道路に 予算案が可決

2011年09月28日 20時38分01秒 | 宮代ニュース

宮代町・宮代台住民の生活道路・町道683号線(宮代台-字国納)が簡易舗装道路となることとなった。

同道路は、御成街道の和戸踏切の渋滞と危険を回避するためなど、御成街道の裏道としてなど宮代台団地の住民などが徒歩や自転車で多く利用している。

こうしたことから、宮代台の住民らは、道路の整備を求める一方、有志などがぬかるみや水溜りをなくすなど補修作業を行なってきた。

同道路は農道として利用されており、舗装には問題も多く、宮代町、宮代台自治会、田の所有者などが協議を重ねた結果、このほど簡易舗装の方向がまとまり

9月定例議会に上程された平成23年度宮代町一般会計補正予算(第2号)に改修費用が盛り込まれ、28日、可決された。この結果、遅くとも年度内完工を目指して整備が行われうこととなった。復員は1.2mで車の通行は出来ない。

また、同補正予算では、10月から「ボランティアによる土曜日の学習支援活動」が開始される新規事業も予算化された。この学習支援活動は、土曜日の有効活用として小学校1・2年生を対象に、自主的に学習する児童を支援しようというもので、進修館などで来年3月までの土曜日14回程度実施する予定。現在町内の小学校4校から50名程度が応募している。

なお、宮代町議会は28日、執行部提案の25議案のうちち、24議案を可決、1議案を不認定とし、9月定例議会を閉会した。(カッコ内は議決結果、数字は反対者数)

●執行部上程議案
議案第30号 専決処分の承認を求めること(2)
議案第31号 専決処分の承認を求めること(2)
議案第32号 平成22年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定(2)
議案第33号 平成22年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定(0)
議案第34号 平成22年度宮代町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定(0)
議案第35号 平成22年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定(2)
議案第36号 平成22年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定(2)
議案第37号 平成22年度宮代町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定(7、不認定
議案第38号 平成22年度宮代町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定(0)
議案第39号 平成22年度宮代町水道事業会計決算の認定(2)
議案第40号 宮代町まちづくり基本条例の一部を改正する条例(0)
議案第41号 宮代町総合計画の議決に関する条例(0)
議案第42号 宮代町スキップ広場条例(0)
議案第43号 宮代町市民活動スペース設置及び管理条例の一部を改正する条例(0)
議案第44号 工事請負契約の締結(0)
議案第45号 財産の取得(0)
議案第46号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約の変更及び財産処分(0)
議案第47号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第2号)(0)
議案第48号 平成23年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)(0)
議案第49号 平成23年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第2号)(0)
議案第50号 平成23年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)(0)
議案第51号 平成23年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)(0)
議案第52号 平成23年度宮代町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)(0)
議案第53号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)(0)
議案第54号 第4次宮代町総合計画(2)

●請願
請願第1号 日本軍『慰安婦』問題に対する政府の誠実な対応を求める意見書提出に関する請願(4)

●意見書
意見書第3号 ゴミ指定袋の早急な導入に反対する意見書(6)
意見書第4号 日本軍『慰安婦』問題に対する政府の誠実な対応を求める意見書(4)


「ゴミ指定袋の早急な導入に反対」の意見書を可決 宮代町議会

2011年09月28日 18時12分39秒 | 宮代ニュース

久喜宮代衛生組合は、来年4月をメドに、実費負担方式による指定袋を導入する方向で検討を開始しているが、宮代町議会は28日、旧久喜宮代衛生組合で確立した住民の分別意識向上による現行のゴミ収集方式がベターであるとして、「ゴミ指定袋の早急な導入に反対する意見書案」を賛成7、反対6で可決した。

反対の意見も、10月3日に久喜宮代衛生組合の定例議会が開かれ一般質問が行なわれることや、10月17日には請願審査が行なわれるなど、これらの意見や論議を経た後に態度表明をすべきで、現時点での意見書採択は時期尚早との手続き上の問題を指摘する意見で、ゴミ指定袋の導入には違和感を持っているようだ。

久喜宮代衛生組合は、久喜市の合併に伴って、旧栗橋町、旧菖蒲町、旧鷲宮町などが加わり、様々なゴミ収集方式が混在している状況。

こうした中で、このほど開かれた久喜宮代衛生組合廃棄物減量等推進審議会は、久喜宮代衛生組合から諮問を受けた『家庭系廃棄物(可燃・不燃)の排出時における「ごみ袋」の指定について』、「管内で統一した可燃・不燃の2種類のごみ袋を指定することが望ましい」という検討結果をまとめ、答申した。

これは、これまで菖蒲清掃センター管内(久喜市菖蒲地区)及び八甫清掃センター管内(久喜市栗橋・鷲宮地区)では、実費負担方式による指定袋が導入されており、この方式に統一することが望ましいとしたもの。

しかし、久喜宮代清掃センター管内(旧久喜宮代衛生組合、久喜市久喜地区・宮代町)では透明袋による収集が行われており、住民と衛生組合双方が研究と協議を重ね、他に類を見ない久喜宮代衛生組合方式を確立、各地の衛生組合などから多くの見学者が訪れるなど、先進的なゴミ処理方式を確立していると自負している。

宮代町議会では、審議会の答申は得られたものの、どの方式が最善かさらに慎重な検討と住民の理解を得る一定の時間と調査が必要であるとして「ゴミ指定袋の早急な導入に反対する意見書案」が出された。

宮代町の場合、現行の分別ゴミの収集方式が定着しており、様々な面でベターな収集方式であるとの評価が高い。ゴミ指定袋の導入への関心は薄く、ほとんどの人は導入に向けた動きが始まっている事実さえ理解していない人が多い。

こうした実情と、審議会の答申に示されている「指定袋によるごみの減量等の導入効果」などに異論もあるところから慎重な検討を進めるべきとの意見となっているもの。

なお、旧久喜市でも、、「ゴミ指定袋=ごみ袋有料化」には反対との意見も多く見られるようになっており、署名活動も伝えられている。