「秋の全国交通安全運動」が9月21日(水)から30日(金)までの10日間行なわれるが、それを前に宮代町では14日、高齢者などを対象とした「ふれ愛交通安全の集い」が、ふれ愛センターで開催され、交通安全への気持ちを新たにした。
「ふれ愛交通安全の集い」は、秋の交通安全運動のこの時期、例年行なわれており、高齢者を中心に100名を超える参加者が、杉戸警察署の交通課の担当者などから、「高齢者の交通安全・あじのひらき」などの講話を聴いて、交通安全への思いを新たにしている。
14日も、150名ほどの高齢者で会場はほぼ満員。
「私は大丈夫だと思っていても、毎日少しずつ、判断力や敏捷性、体力は落ちている。一人の事故もないようしっかりと講話を聴いて頑張っていこう」との主催者のあいさつに続いて
講話に移った。
「歩行するときや、自転車に乗るときは、自動車などの運転者に自分の存在を知らせよう」と
LEDライトと反射材を参加者にプレゼント
「埼玉県は全国ワースト3位の交通事故死亡者となっている。幸いにも杉戸警察署は県内39の警察署のなかで、ただ一つ死亡事故が起きていない。だが、人身事故件数は268件(昨年同期236件)、負傷者数は333人(同289人)と増加している。十分に注意していただきたい」と事故が増加していることが伝えられ
高齢者が出会いがちな事故パターンをあらわした「あじのひらき」などのビデオが紹介され、注意を促した。
なお、秋の全国交通安全運動は、9月21日(水)から30日(金)までの10日間行なわれ、埼玉県では「人も車も自転車も安心・安全埼玉県」をスローガンに運動に取り組む。
埼玉県の重点的な取り組みは「二輪車の交通事故防止」。
宮代町では「自転車利用者のマナーの向上」に向けて、9月22日(木)に街頭広報活動を行なうほか、9月26日(月)自転車安全利用の日、9月30日(金)交通事故死ゼロを目指す日として、交通安全を呼びかける。