宮代NOW(出来事編)

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「寒いときは風呂に限る」 東武動物公園のサルが露天風呂を楽しむ

2010年02月06日 20時31分16秒 | 宮代ニュース
6日の宮代町地方は最高気温5.7度と平年より3.2度も低い真冬の寒さ、加えて強風が吹き荒れ体感温度は氷点下。東武動物公園では寒い冬を元気に乗り切ってもらおうと「リンゴ」や「ぬか」なを入浴剤にした露天風呂をプレゼントした。



露天風呂をプレゼントされたのは、サル山のアカゲザル。



保湿効果の高い「ぬか」を入浴剤として、約1500リットルのお湯をサル山のプールに約30分かけてはった特製の露天風呂。



お湯の温度は38度前後。



良い湯加減に「湯ったり」した表情。



サル山のサルたちは冬の間、おしくらまんじゅうのような「サル団子」を作って、寒さをしのぐ姿が見られるが、この日も、風が強いとあって、お湯が張られるまでのあいだ、小さなサル団子も見られた。



お湯が張られると、おっかなびっくりで様子を見ていたサルたちも仲間のサルが良い気分になったり



入浴剤として入れられた「リンゴ」に誘われて入浴。



気持ち良さそう。



小猿の中には、泳ぎだすものも。



動物園では、猿たちの「気持ちよさそうに目を閉じたり、泳ぎまわったりするところ」をゆっくり見てもらいたいところだが、



6日はあまりの寒さに、観客の方が我慢できずに「うらやましい」と足早に見て回っていた。



そんな人間のことは眼中になく、露天風呂を楽しむ猿たち。



東武動物公園では2月中の毎土曜日、



正午頃(11:20頃から、湯をはる作業を開始)に露天風呂をプレゼントする。



あなたも、露天風呂を楽しむ猿を見にきませんか。



なかには、上の写真のようなアクロバチックな入浴芸を見せる猿もいます。


宮代町の進修館で「第5回公開医療講演」を開催 東埼玉総合病院

2010年02月06日 18時42分46秒 | 宮代ニュース
杉戸町の東埼玉総合病院は6日、宮代町のコミュニティセンター「進修館」で「第5回公開医療講演」を開催、宮代町や杉戸町の住民を中心に100名を超える聴講者が訪れた。



東埼玉総合病院は、住民、開業医、高度医療機関、行政が一体となった地域医療システムの構築に先進的に取り組んでいるが、地域住民が病気や医療について知識を深め、自らの健康増進・維持に役立ててもらうとともに、地域医療を考えてもらうきっかけになればと「公開医療講演」を開催しているもので、今回で5回目。



最初に、同病院の眼科医・上玉医師が「白内障ってどんな病気?」と題して、白内障の手術の現状などについて紹介した。



つづいて、地域医療のありかたを考える一つとして、棘が刺さったなどちょっとしたことでも医者を頼りにした住民が、医者が過労で倒れたことをきっかけに、自分で出来ること、相談すれば治せること、先生にかかることの判断を行うようになった「絵本・くませんせいのSOS」の朗読が行われた。



また、同病院地域糖尿病センターの中野医師が「地域で活躍する数多くの医師の対話と支えあいをベースとした協働による、地域住民を主体とした地域完結型医療」への取り組みなどを紹介した。



これに対しては会場からも「救急車の乱用によって救われるべき命が救われなくなることもある。また、医師を疲弊させるだけの夜間の駆け込み受診など、住民としても地域医療を守るために出来ることがあるのではないか」などの意見も出され、拍手が沸いていた。



講演会は、最後に同病院・埼玉脊椎脊髄病センターのセンター長・浅野医師が「ロコモティブシンドローム(ロコモ)ってなに?」と題して、寝たきりにならないために、日頃の健康管理など予防措置を紹介した。



なお、同講演会は全て、手話通訳つきで行われた。