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宮代町の進修館で「第5回公開医療講演」を開催 東埼玉総合病院

2010年02月06日 18時42分46秒 | 宮代ニュース
杉戸町の東埼玉総合病院は6日、宮代町のコミュニティセンター「進修館」で「第5回公開医療講演」を開催、宮代町や杉戸町の住民を中心に100名を超える聴講者が訪れた。



東埼玉総合病院は、住民、開業医、高度医療機関、行政が一体となった地域医療システムの構築に先進的に取り組んでいるが、地域住民が病気や医療について知識を深め、自らの健康増進・維持に役立ててもらうとともに、地域医療を考えてもらうきっかけになればと「公開医療講演」を開催しているもので、今回で5回目。



最初に、同病院の眼科医・上玉医師が「白内障ってどんな病気?」と題して、白内障の手術の現状などについて紹介した。



つづいて、地域医療のありかたを考える一つとして、棘が刺さったなどちょっとしたことでも医者を頼りにした住民が、医者が過労で倒れたことをきっかけに、自分で出来ること、相談すれば治せること、先生にかかることの判断を行うようになった「絵本・くませんせいのSOS」の朗読が行われた。



また、同病院地域糖尿病センターの中野医師が「地域で活躍する数多くの医師の対話と支えあいをベースとした協働による、地域住民を主体とした地域完結型医療」への取り組みなどを紹介した。



これに対しては会場からも「救急車の乱用によって救われるべき命が救われなくなることもある。また、医師を疲弊させるだけの夜間の駆け込み受診など、住民としても地域医療を守るために出来ることがあるのではないか」などの意見も出され、拍手が沸いていた。



講演会は、最後に同病院・埼玉脊椎脊髄病センターのセンター長・浅野医師が「ロコモティブシンドローム(ロコモ)ってなに?」と題して、寝たきりにならないために、日頃の健康管理など予防措置を紹介した。



なお、同講演会は全て、手話通訳つきで行われた。


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